川崎哲
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かわさき あきら[1] 川崎 哲[1] | |
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生誕 |
1968年[1] 日本・東京都[1] |
出身校 | 東京大学[1] |
職業 | 社会運動家 |
受賞 | 日本平和学会第1回平和研究奨励賞[2] |
公式サイト |
川崎哲のブログとノート 川崎哲のブログ(2006.7~2018.3) Akira Kawasaki (@kawasaki_akira) - X(旧Twitter) |
川崎 哲(かわさき あきら、1968年 - )は、日本の社会活動家。ピースボート共同代表。核兵器廃絶国際キャンペーン (ICAN) 国際運営委員。様々な社会の現状を伝えるため、数々の本を手掛けている。
人物
[編集]東京都出身[1]。1987年私立武蔵高等学校卒業後、1993年東京大学法学部を卒業。障害者介助の傍ら市民グループで平和活動や外国人労働者・ホームレスの人権活動に従事。2003年、NGOピースボートのスタッフとなり、現在は共同代表を務める[3]。
2008年5月の「9条世界会議」で事務局長[2]。同年から「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」プロジェクトを実施、この活動がきっかけでICANに参加[4]。2009年-2010年、「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会」で非政府組織 (NGO) アドバイザーを務めた[1]。
恵泉女学園大学非常勤講師[2]。日本平和学会会員、日本軍縮学会会員・編集委員[2]。
日本による対韓輸出優遇撤廃に反対する、<声明>「韓国は「敵」なのか」呼びかけ人の1人[5]。
著作
[編集]単著
[編集]- 『核拡散 軍縮の風は起こせるか』岩波新書、岩波書店、2003年11月20日、ISBN 9784004308614
- 『核兵器を禁止する』岩波ブックレットNo.906、岩波書店、2014年8月6日、ISBN 9784002709062
- 『新版 核兵器を禁止する 条約が世界を変える』岩波ブックレットNo.978、岩波書店、2018年2月15日、ISBN 9784002709789
共編著
[編集]- 平和をつくる17人 著、田中優・小林一朗・川崎哲 編『戦争をしなくてすむ世界をつくる30の方法』合同出版、2003年
- 星川淳・川崎哲 文、成瀬政博 絵『イマジン9 想像してごらん、戦争のない世界を。』合同出版、2007年
- 大量破壊兵器委員会 著、西原正 日本語版監修、川崎哲・森下麻衣子・メレディス・ジョイス 訳『大量破壊兵器 廃絶のための60の提言』岩波書店、2007年
- 川崎哲・畠山澄子 著、新名昭彦 漫画『マンガ入門殺人ロボットがやってくる!? 軍事ドローンからロボット兵器まで』合同出版、2018年
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g “岩波ブックレット 核兵器を禁止する 著者紹介”. 岩波書店. 2017年10月19日閲覧。
- ^ a b c d “川崎哲さんに聞いた(その1) 9条改定は、「戦争放棄を放棄する」こと”. マガジン9 (2013年7月24日). 2017年12月14日閲覧。
- ^ “受験と私 ノーベル平和賞のICAN川崎哲さん「その公式を証明せよ」”. 毎日新聞. (2018年2月16日) 2018年8月6日閲覧。
- ^ “【首都圏】ノーベル平和賞ICAN運営委員 川崎哲さん記念講演”. 東京新聞. (2017年12月9日) 2017年12月14日閲覧。
- ^ 韓国は「敵」なのか呼びかけ人