川端幹人
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川端 幹人(かわばた みきと、1959年 - )は、日本の編集者、ジャーナリスト。
来歴・人物
[編集]和歌山県生まれ。和歌山県立海南高等学校、中央大学法学部法律学科卒業。
大学在学中よりビニ本出版社「九鬼」にアルバイトとして出入りし[1]、ハミング社(後の英知出版、宇宙企画)を経て[1]、噂の眞相に入社し(1983年)、岡留安則編集長のもとで副編集長に就任する(1985年)。同時に日活ロマンポルノ(ロマンX)の脚本を手掛けた。
噂の真相では、皇室、検察スキャンダル・扇動記事などを執筆。2000年6月号に雅子妃を「雅子」と呼び捨てにする記述があったため、2000年6月7日には岡留とともに日本青年社三多摩本部の襲撃をうけ、肋骨骨折で全治3週間の傷を負った[2]。
同誌の休刊後は、フリーのライター・編集者として活動。マガジンハウス「ダカーポ」等の編集に携わった。その後、元噂の真相のデスクであった神林広恵と共に、株式会社ロストニュースを立ち上げる。株式会社サイゾーと共同で2014年7月からニュースWebサイト「LITERA」を立ち上げた[3]。
現在は沖縄県で暮らしている。
著書
[編集]- 『タブーの正体! マスコミが「あのこと」に触れない理由 』 ちくま新書、2012年。ISBN 4480066454
共著
[編集]- 岡留安則編著 『Rの総括―リクルートの犯罪性と疑獄の再検証』 木馬書館、1990年。ISBN 4943931197
- 噂の真相取材班 『日本新党のウソ、平成維新のデマ―自民党延命のための二つのワナ』 第三書館、1993年。ISBN 4807493302
- 宮崎哲弥、川端幹人 『事件の真相!』ソフトバンククリエイティブ、2006年。ISBN 4797337974
- 宮崎哲弥、川端幹人 『中吊り倶楽部 「メディアの辻説法師」と「業界の地獄耳」の高級時事漫談 』洋泉社、2008年。ISBN 486248333X
- 森功、寺澤有、伊藤博敏、西岡研介、川端幹人 『誰も書けなかった日本のタブー 原発と山口組と芸能裏人脈編』 宝島SUGOI文庫、2011年。ISBN 479668669X
編著
[編集]- 荒木経惟 『包茎亭日乗―アラーキーの愛とエロスと偽りの写真集2628日記』 イーストプレス、1994年。ISBN 4872570316
- 荒木経惟 『包茎亭日乗 完』 ビレッジセンター出版局、2004年。ISBN 4894361493
脚本
[編集]- 『ザ・本番 湘南のお嬢さま』 (1986年 監督 高槻彰)
- 『ザ・本番 女体フルコース』(1986年 監督 高槻彰)
- 『ザ・本番 アイドル歌手篇』 (1987年 監督 高槻彰)
- 『裏・本番 陶酔ビデオクィーン』 (1987年 監督 高槻彰)
- 『ナマ本番 同棲』(1987年 監督 高槻彰)
脚注
[編集]- ^ a b 東良美季『裸のアンダーグラウンド』、55頁。
- ^ 『タブーの正体!』p.35-39
- ^ LITERA 運営者情報
関連人物
[編集]さいとうまこと - AV監督。テレビ番組制作会社勤務中に川端に誘われ宇宙企画に入社。