工業所有権情報・研修館
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(工業所有権研修所から転送)
独立行政法人工業所有権情報・研修館 | |
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(独)工業所有権情報・研修館の本部が入居する城山トラストタワー | |
正式名称 | 独立行政法人工業所有権情報・研修館 |
英語名称 | National Center for Industrial Property Information and Training |
略称 | INPIT |
組織形態 | 独立行政法人 |
所在地 |
日本 〒105-6008 東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー8階 |
法人番号 | 5010005005427 |
予算 | 12,505,197千円(2019年度)[1] |
人数 | 職員数94人[2] |
理事長 | 久保浩三 |
設立年月日 | 1884年6月 |
前身 |
万国工業所有権資料館 工業所有権総合情報館 独立行政法人工業所有権総合情報館 |
所管 | 経済産業省 |
関連組織 | 特許庁 |
ウェブサイト | https://www.inpit.go.jp/ |
独立行政法人工業所有権情報・研修館(こうぎょうしょゆうけんじょうほう・けんしゅうかん、National Center for Industrial Property Information and Training: INPIT〈インピット〉[3])は、経済産業省所管の独立行政法人である。
概要
[編集]工業所有権情報・研修館は、特許庁に設置されていた公報等の閲覧施設を起源とする機関であり、工業所有権の保護に関するパリ条約第12条において加盟国に設置が義務づけられている公報等の閲覧を行う中央資料館として位置づけられている[4][5]。
現在では、公報等の閲覧業務に加えて、工業所有権相談業務、対外情報サービス業務、人材育成業務等の産業財産権に関する幅広い業務を行っている。対外情報サービス業務については、特許庁が開設した特許電子図書館(IPDL)の業務を引き継ぎ、インターネットを通じて公報等の情報の提供を行っていたが[3]、2015年3月23日に特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)に刷新されている。
その他にも、2002年より開催されているパテントコンテスト/デザインパテントコンテストを主催している。
- 所在地:
-
特許庁総合庁舎
-
グランフロント大阪北館タワーC
組織
[編集]役員
[編集]部局
[編集]- 監査室
- 人材開発統括監
- 情報統括監
- 審議役
- 総務部
- 公報閲覧・相談部
- 研修部
- 知財人材部
- 知財情報基盤センター
- 情報システム部
- 知財情報部
- 知財活用支援センター
- 地域支援部
- 知財戦略部
- 近畿統括本部
- 事業推進部[9]
沿革
[編集]- 1884年(明治17年)6月 - 農商務省工務局の商標登録所において図書の閲覧や商標見本の観覧を開始[10]。
- 1885年(明治18年)4月 - 特許明細書等の観覧を開始[10]。
- 1887年(明治20年)12月農 - 商務省特許局庶務部内に図書館を設置するとともに、図書館の分掌として「陳列所」を設置[10]。
- 1918年(大正7年)1月 - 図書館に「陳列館」を併設[10]。
- 1924年(大正13年)12月 - 図書館を廃止し「陳列館」に統合[10]。
- 1952年(昭和27年)8月 - 「陳列館」を「万国工業所有権資料館」に改称[10]。
- 1997年(平成9年)4月 - 工業所有権相談業務、情報流通業務を開始し、「工業所有権総合情報館」に改称[10]。
- 2001年(平成13年)4月 - 独立行政法人化し、「独立行政法人工業所有権総合情報館」となる[10]。
- 2004年(平成16年)10月 - 対外情報サービス業務、人材育成業務等を追加し、「独立行政法人工業所有権情報・研修館」に改称[10]。
- 2007年(平成19年)1月 - 情報システム業務等を追加し、略称をNCIPIからINPITに改めるとともに、シンボルマークを変更[10]。
- 2015年(平成27年)3月23日 - 特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)のサービス開始。
- 2015年(平成27年)10月1日 - 画像意匠公報検索支援ツール(Graphic Image Park)のサービス開始[11]。
- 2017年(平成29年)7月31日 - グランフロント大阪に近畿統括本部(INPIT-KANSAI)を開設[12][13]。
脚注
[編集]- ^ 令和元年度 決算報告書 (PDF) 独立行政法人 工業所有権情報・研修館
- ^ 組織に関する情報 独立行政法人 工業所有権情報・研修館
- ^ a b INPITについて 独立行政法人 工業所有権情報・研修館
- ^ “広報閲覧室案内” (pdf). p. 2. 2015年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月16日閲覧。 独立行政法人 工業所有権情報・研修館
- ^ 特許庁 2005, p. 1.
- ^ a b 所在地・交通アクセス 独立行政法人 工業所有権情報・研修館
- ^ 役員について 独立行政法人 工業所有権情報・研修館
- ^ 役員の数、氏名、役職、経歴、任期 独立行政法人 工業所有権情報・研修館
- ^ 組織と事業概要 独立行政法人 工業所有権情報・研修館
- ^ a b c d e f g h i j 沿革 独立行政法人 工業所有権情報・研修館
- ^ 画像のデザインが調査しやすくなりました!~画像意匠公報検索支援ツール(Graphic Image Park)のサービスが始まります~ 特許庁、2015年9月28日
- ^ 中小の知財保護、大阪に拠点開設 7月末 日本経済新聞、2017年6月17日
- ^ INPIT近畿統括本部(INPIT-KANSAI)が7月31日にオープンします 経済産業省
参考文献
[編集]- 特許庁 (2005年). “(独)工業所有権情報・研修館の業務の在り方について” (pdf). 2021年10月4日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 独立行政法人 工業所有権情報・研修館
- 工業所有権情報・研修館 (@INPIT_jp) - X(旧Twitter)
- 工業所有権情報・研修館 (INPIT.jp) - Facebook
- 工業所有権情報・研修館 - YouTubeチャンネル
- 特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)
- 画像意匠公報検索支援ツール(Graphic Image Park)
- 新興国等知財情報データバンク