工藤孝史
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工藤 孝史(くどう たかふみ、1953年 - )は、日本の哲学者。専門は、哲学・ロシア哲学・比較文化論。特にウラジーミル・ソロヴィヨフを研究。東京都出身。
1979年、札幌大学外国語学部ロシア語学科卒業。1984年、北海道大学大学院文学研究科修士課程修了。その後、北海道大学文学部助手、北海道大学スラブ研究センター助手、駒澤大学文学部非常勤講師、日ソ学院ロシア語講師等を経て、1989年、札幌大学教養部専任講師。1994年、札幌大学教養部助教授。1996年、札幌大学教養部廃止に伴い、札幌大学経済学部助教授。2002年、札幌大学経済学部教授。2013年、札幌大学地域共創学群現代教養専攻教授。
主な業績
[編集]- 「抽象と現実:ソロヴィヨフ『抽象的原理の批判』の問題点」ロシア語ロシア文学研究 19号、1987
- 「ソロヴィヨフ散策(一) ドエフトフスキイ論を読む」リベラルアーツ・札幌大学教養部教育研究 2号、1990
- 「ソロヴィヨフ散策(二) クンデラを読んで」リベラルアーツ・札幌大学教養部教育研究 3号、1990
- 「ソフヴィヨフとニーチェ『超人の思想』(1899)」スラブ研究 38号、1991
- 「ソロヴィヨフ哲学の形成(2):形而上学の経験的課題について」札幌大学教養部紀要 40号、1992
- 『現代思想がわかる事典』鷲田小弥太編、分担執筆、日本実業出版社、1994
- 「ダダとニヒリズム トリスタン・ツァラ『ダダ宣言1918』における無意味について」経済と経営 27巻2号、1996
- 「アンドレ・ブルドンとレオン・トロツキー『自立した革命技術のために』(1938年)をめぐる問題」経済と経営 30巻2号、1999
参考
[編集]- 『北海道人物・人材情報リスト 2011 き~な』日外アソシエーツ、2010、704頁
- 『現代思想がわかる事典』奥付
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