市川俊英
市川 俊英(いちかわ としひで、1954年9月27日 - )は、日本の実業家。東京ミッドタウンマネジメント代表取締役社長、三井ホーム代表取締役社長を経て、同社常任相談役兼三井不動産グループ顧問。住宅生産団体連合会副会長、日本ツーバイフォー建築協会会長[1]。藍綬褒章受章。建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰受賞。
人物・経歴
[編集]熊本県八代市出身。八代市立第二中学校、熊本県立熊本高等学校を経て、1977年一橋大学商学部を卒業し、三井不動産株式会社に入社。人事部門を経て、建築物管理部門を担当[2]。
2003年4月三井不動産株式会社六本木プロジェクト推進部長、2005年4月三井不動産株式会社執行役員六本木プロジェクト推進部長、2005年8月三井不動産株式会社執行役員東京ミッドタウン事業部長。東京ミッドタウンマネジメント株式会社代表取締役社長も務め、2007年の東京ミッドタウン開業時にはグランドオープニングセレモニーで挨拶及びテープカットを行った[3]。
2008年4月三井不動産株式会社常務執行役員東京ミッドタウン事業部長、2009年4月三井不動産株式会社常務執行役員アコモデーション事業本部長、2011年6月三井不動産株式会社常務取締役アコモデーション事業本部長。
2013年4月三井ホーム株式会社顧問、2013年6月三井ホーム株式会社代表取締役社長。アベノミクスなどによる好況感を追い風に、システム化などを進めた。また高齢化社会への対応としては、高齢者向け施設の木造での受注などを行った[4]。この間、2013年から一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会会長[5]及び一般社団法人住宅生産団体連合会副会長[6]。一般財団法人住宅生産振興財団理事なども務めた[7][8][9]。2017年7月、建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰を受賞し、受賞者代表としてあいさつを述べた[10]。2018年秋の褒章で藍綬褒章受章[11]。
2019年4月1日、三井ホーム常任相談役兼三井不動産グループ顧問に就任[12]、2019年6月、JR九州社外取締役に就任[13]。
2023年6月、三井ホーム常任相談役兼三井不動産グループ顧問を退任[14]。
脚注
[編集]- ^ [1]
- ^ 「熊本への恩返し」熊本商工会議所商工ひのくに平成26年8月号、p18
- ^ 「六本木に新名所、東京ミッドタウンがグランドオープン」六本木経済新聞2007年03月30日
- ^ 「経営者:編集長インタビュー 市川俊英 三井ホーム社長」週刊エコノミスト2013年8月13・20日合併号
- ^ 「会長に市川俊英氏 2×4協、一般社団に移行」住宅新報 2013年6月4日
- ^ 「一般社団法人住宅生産団体連合会役員名簿」住宅生産団体連合会]
- ^ 「新会長に三井ホーム次期社長・市川俊英氏が就任/ツーバイフォー協会が総会」不動産流通研究所
- ^ [2]
- ^ 家とまちなみ 68〈2013.9〉
- ^ 「国民生活の向上へさらなる協力を/建設事業関係功労者等国交大臣表彰式典」建設通信新聞 2017-07-11
- ^ 秋の褒章 金森・ホーチキ会長らに黄綬産経biz2018.11.2 05:36
- ^ 三井ホーム新社長に池田取締役が昇格不動産流通研究所
- ^ 役員の異動に関するお知らせ九州旅客鉄道株式会社
- ^ 組織改正ならびに人事異動についてのお知らせ三井不動産 2023年3月3日
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