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市本隆司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

市本 隆司(いちもと りゅうじ、1971年8月18日 - )は、日本の競輪選手[1]日本競輪学校第72期生。広島県呉市出身。

来歴

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広島県呉市立三坂地小学校、広中央中学校、広島県立広高等学校卒業。

小学生時代より野球を始め高校時代は4番レフト。1年時に出場した秋季広島県大会ではベスト8に進出。

高校卒業後、競輪選手の大久保義郎に師事し競輪競技を開始。日本競輪学校卒業後、1993年8月13日、松阪競輪でデビュー。デビュー戦で初勝利を飾る。

2019年1月19日、現役26年目、四日市競輪で通算400勝を達成した。

2021年より千葉ドームで開催されているPIST6(競輪競技の一種目で250競争の愛称)のタイムトライアルで非公式ながら当時の50-54歳カテゴリーの世界記録を更新する200m10秒234を記録。自身にとっても競輪競技開始から30年以上を経ての自己ベスト更新した。広島弁丸出しの勝利者インタビューが特徴である。

2022年9月、UCI Masters Track World Championshipロスアンゼルス大会のスプリント競技に出場。競輪選手としてキャリアをスタートさせた市本にとってスプリント競技は初体験であったが優勝し、金メダルを獲得した[2]。UCI公認競技の優勝者のみに着用が許されるアルカンシェルジャージの保有者となった。UCI Masters Track World Championshipでの活躍はテレビ新広島のニュース番組「ライク!」の特集において“進化する51歳、全力疾走は止まらない”として放送された。

2023年10月、英国マンチェスターで開催された同大会に出場。準決勝で優勝したドイツのMarcel Laurenzに惜敗するも続く3位決定戦に勝利し銅メダルを獲得。2年連続のメダル獲得となった。

競輪選手として通算で31度の優勝、458勝(2024年9月現在)という安定的な成績を積み上げ活動を続けている。

脚注

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外部リンク

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