市村竹之丞
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市村 竹之丞(いちむら たけのじょう)は歌舞伎役者の名跡。屋号は二代目までは不詳、三代目から五代目までは菊屋、六代目以降は橘屋。六代目以降の定紋は根上り橘(ねあがり たちばな)、替紋は渦巻(うずまき)。
三代目市村羽左衛門の初名で、二代目竹之丞のころまでは座元名として当主が用いていた。
- 四代目 市村竹之丞
- 三代目の弟、1699–1762(座元 1703–62)。実父は市村座の芝居茶屋・菊屋善兵衛。寛延元年 (1748) 「宇左衛門」を「羽左衛門」と改める。
- 四代目市村竹之丞 → 八代目市村宇左衛門 → 八代目市村羽左衛門
- 五代目 市村竹之丞
- 十一代目市村羽左衛門の次男、1812–51(座元 1821–51)。
- 市村豊松 → 市村亀之助 → 十二代目市村羽左衛門 → 五代目市村竹之丞