師夜光

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師夜光(しやこう、生没年不詳)は、玄宗時期に仕えた僧。

略歴[編集]

薊門の出身。若い頃に僧になった。長安に来てから、九仙公主を通じて温泉宮(華清宮)で玄宗に会見した。玄宗は彼の弁舌を気に入り、四門博士を授けた。

側に侍させ、まるで寵臣のようであった。

(亡霊)を見ることができたが、張果と対面した時は、その姿を見ることもできなかったという。

伝記資料[編集]

  • 新唐書』巻二百四 列伝第百二十九 「方技・張果伝」