常盤井宮全仁親王
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常盤井宮全仁親王 | |
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全名 | 全仁(またひと) |
身位 | 三品・親王 |
敬称 | 殿下 |
出生 |
元亨元年(1321年) |
死去 |
貞治6年7月19日(1367年8月15日)(享年47) |
子女 | 常盤井宮満仁親王 |
父親 | 常盤井宮恒明親王 |
役職 |
大宰帥 中務卿 |
常盤井宮全仁親王(ときわいのみやまたひとしんのう、元亨元年(1321年) - 正平22年7月19日(1367年8月15日))は、室町時代初頭の皇族。常盤井宮2代当主。位は三品。大宰帥、中務卿に任じられる。子に常盤井宮満仁親王。
経歴
[編集]恒明親王が19歳の時の子で、暦応4年(1341年)、21歳の時に元服する。この時既に親王宣下を受けていたらしく、『砂巖』には「全仁親王」と書かれている[注釈 1]。
貞治6年(1367年)6月、病気により出家、翌月薨去した(『愚管記』、『師守記』)。室町幕府は親王薨去を悼んで5日間訴訟を停止したという(『師守記』)[2]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 今谷明「中世の親王家と宮家の創設」(『歴史読本』2006年11月号)
- 松薗斉『王朝時代の実像15 中世の王家と宮家』(臨川書店、2023年) ISBN 978-4-653-04715-5