常福寺 (横須賀市)
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常福寺 | |
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所在地 | 神奈川県横須賀市西浦賀2-16-1 |
山号 | 放光山 |
院号 | 延寿院 |
宗派 | 浄土宗 |
創建年 | 文明年間(1469年 - 1487年) |
開山 | 教誉 |
法人番号 | 8021005007871 |
常福寺(じょうふくじ)は、神奈川県横須賀市にある浄土宗の寺院。
歴史
[編集]文明年間(1469年 - 1487年)、教誉によって開山された。1720年(享保5年)、浦賀奉行が設置された際に、御用寺院となっている。新旧奉行の事務引継ぎは当寺で行われた[1]。
当寺には備後福山藩の藩主夫人か息女のものとされる位牌がある。この位牌の主は生前虫歯に苦しんでおり、死の間際に「私が死んだあとお参りをしてくれたのなら、むし歯の苦しみを和らげてあげましょう」という言葉を遺して亡くなった。そういう逸話から虫歯の患者の信仰を集めるようになった[2]。
当寺の墓地には、浦賀奉行の御用寺院という関係もあり、与力・同心の墓が多い。また江戸屋半五郎の墓もある。半五郎は洗濯屋(実際は遊廓)「江戸屋」の主人であったが、ある日菩提心を起こし、遊女たちを解放、江戸屋を閉店した。そして徳本上人の弟子となり、後半生を僧侶「深本」として過ごした[1]。
文化財
[編集]交通アクセス
[編集]- 浦賀駅より徒歩18分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 上(歴史散歩14) 川崎・横浜・北相模・三浦半島』山川出版社、2005年