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平成24年台風第3号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
台風第3号(Mawar、マーワー)
カテゴリー3の タイフーンSSHWS
台風第3号
台風第3号
発生期間 2012年6月1日15:00
- 2012年6月6日 (JST)
最低気圧 960hPa
最大風速
(日気象庁解析)
40m/s (75kt)
最大風速
米海軍解析)
105kt
死傷者数 死者3人、行方不明者6人(フィリピン)
被害地域 大東島
プロジェクト : 気象と気候災害
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平成24年台風第3号(へいせい24ねんたいふうだい3ごう、アジア名:マーワー〔Mawar、命名国:マレーシア、意味:ばら〕)は、2012年6月1日午後3時(日本時間、以下同様)に発生した台風である。

進路の経過

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  • 6月1日午後3時 - フィリピンの東海上で発生。
  • 6月2日午後3時 - 暴風域を伴う。
  • 6月4日 - 沖縄県の南に。強い台風になる。
  • 6月5日 - 大東島地方が暴風域に入った[1]。午後には抜けた。

影響

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フィリピンではパラワン島の西にある島で川が増水し2人の兄弟が亡くなった。またマニラ東部の川では7歳の少年が川で溺れて亡くなっている。また6人の漁民が行方不明となっている[2]

日本では6月5日、沖縄県南大東島南大東村竜巻によると見られる被害が長さ約1.5km、幅約50mで確認された。気象庁は、竜巻のスケールをF0と推定している[3]。また、台風2号から変わった前線を刺激し本州でも雨となった。

日本では、6月6日の金星の太陽面通過の観測に悪影響の予想もされ[4]、関東地方などでは全く見られない地域もあった[5][6]

脚注

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  1. ^ 沖縄・大東島が暴風域に=台風3号、高波や大雨に警戒”. ウォールストリートジャーナル. 2012年6月16日閲覧。[リンク切れ]
  2. ^ Three dead, six missing as typhoon passes Philippines”. Channel NewsAsia (2012年6月4日). 2012年6月16日閲覧。
  3. ^ 台風3号:南大東で竜巻発生か”. 沖縄タイムス (2012年6月7日). 2012年6月16日閲覧。
  4. ^ 時と空を超えて ゆかりの地・神戸で見た「金星紀行」”. AstroArts (2012年6月6日). 2012年6月16日閲覧。
  5. ^ 久保田麻三留 (2012年6月8日). “青空求めて・・・金星太陽面通過”. 2012年6月16日閲覧。
  6. ^ 『金星太陽面通過』”. 気象ダイアリー (2012年6月6日). 2012年6月16日閲覧。