平澤直
ひらさわ なお 平澤 直 | |
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2019年の登壇イベントにて | |
生誕 | 日本・東京都三鷹市 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 駒場東邦高等学校 早稲田大学法学部 |
職業 | アニメーションプロデューサー |
代表作 |
過去のプロデュース作品 『猫がくれたまぁるいしあわせ』 『ID-0』 『ブブキ・ブランキ』 『モンストアニメ』 『彼女と彼女の猫-Everything Flows-』 『ウルトラスーパーアニメタイム』 『翠星のガルガンティア』 『輪廻のラグランジェ』など[1] |
肩書き |
アーチ株式会社代表取締役 株式会社グラフィニカ代表取締役社長 株式会社YAMATOWORKS取締役 株式会社ゆめ太カンパニー非常勤取締役 株式会社Yostar Pictures社外顧問 |
平澤 直(ひらさわ なお)は、日本のアニメーションプロデューサー。アーチ株式会社代表取締役、株式会社グラフィニカ代表取締役社長、株式会社YAMATOWORKS取締役、株式会社ゆめ太カンパニー非常勤取締役、株式会社Yostar Pictures社外顧問。
来歴
[編集]東京都三鷹市出身。駒場東邦中・高等学校を経て、早稲田大学法学部卒業。
中学時代からずっとアニメ業界には興味を持っていた。高校生の時にアニメーターとして働けないかなと思い、絵を描くことに挑戦したが、絶望的に絵が下手で絵を描くこととは違う方法でアニメ業界に入れないかなと考えているうちに受験のタイミングが来たので、大学を受験し早稲田大学の法学部に進学。大学二年の秋に三年生四年生で履修するゼミを選ぶことになり「著作権法・特許法」をメインとしたゼミを選ぶ。著作権法、特許法のほかに商標法なども学び、そのスキルをもとに就職活動に望んだところ、バンダイビジュアルから内定を獲得し入社。商社やメーカーなどの企業にもエントリーをしており、内定を持っていたがアニメ業界への道を選ぶ。
バンダイビジュアル入社後は、海外営業部に配属。1年後に版権管理部という著作権関連の部署に異動。2年間、バンダイビジュアルの関係する作品の契約書をすべて読んでいた。入社4年目にして、製作委員会の組成・運営や、DVDパッケージを企画・制作する制作部に異動。その後、アシスタントプロデューサーとして参加していた『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』をきっかけに、Production I.Gへ転職。そこで数多くのアニメ作品の制作に関わった後に、ウルトラスーパーピクチャーズに転職。サンジゲンの企画開発・プロデュースを担当する。『モンスターストライク』『ウルトラスーパーアニメタイム』などを手がける。
2017年11月、森尾紀明と共にアーチ株式会社を設立し独立。
2019年4月より株式会社グラフィニカ取締役にも就任[2][3]。
2019年12月、株式会社YAMATOWORKS取締役に就任。
2020年4月より株式会社グラフィニカ代表取締役に就任。アーチ株式会社では代表取締役社長から代表取締役へ[4]。
主な担当作品
[編集]テレビアニメ
[編集]- 2004年
-
- 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG(アシスタントプロデューサー)
- 2012年
-
- 輪廻のラグランジェ(プロデューサー)
- 2013年
-
- 翠星のガルガンティア(プロデューサー)
- 2014年
-
- ブレイク ブレイド(プロデューサー)
- 2015年
-
- ULTRA SUPER ANIME TIME(-2016年、プロデュース)
- 2016年
-
- ブブキ・ブランキ(アニメーションプロデューサー)
- 2017年
-
- ID-0(チーフプロデューサー)
- 2018年
-
- Phantom in the Twilight(プロデューサー)
- 2022年
-
- トライブナイン(プロデュース協力)
- 聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-(制作プロデュース)
2024年
- スナックバス江(美術協力)
劇場アニメ
[編集]- 2010年
-
- ブレイク ブレイド(2010年-2011年、プロデューサー)
- 2018年
- 2019年
-
- プロメア(アソシエイトプロデューサー・宣伝)
- 2020年
- 2022年
-
- ジャーニー 太古アラビア半島での奇跡と戦いの物語(プロデューサー)
Webアニメ
[編集]2015年
- モンスターストライク(第1期・第2期、-2018年、プロデューサー)
2017年
- 猫がくれたまぁるいしあわせ(企画・プロデュース)
2018年
- オイさんと40の物語(企画・プロデュース)
- 約束の七夜祭り(企画プロデューサー)
2019年
- みるタイツ(企画)
2020年
- ハレルヤ -運命の選択-(アソシエイトプロデューサー)
2022年
- Ryan's World Arctic Adventures (プロデューサー)
2023年
- Ryan’s World Island Adventures(プロデューサー)
- Tove Lo – I like u(プロデューサー)
- Ryan’s World Ninja Adventures(プロデューサー)
- モンスターストライクアニメ 『マサムネ - 使命の赤き刃 -』
ゲーム
[編集]- 2020年
-
- モンスターストライク×マッドハウス(アソシエイトプロデューサー)
- 絶望粉砕少女∞アミダ(PVアニメーション、アソシエイトプロデューサー)
- アズールレーン 3周年記念アニメPV(プロデューサー)
- 「アズールレーン」×「DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation」コラボイメージPV(プロデューサー)
- 2021年
-
- ブレイブ フロンティア レゾナ(プロデューサー)
- 【獣神化】モーセ SPECIAL MOVIE【モンスト公式】(プロデューサー)
- 【獣神化・改】魂を快気せし海の少女 キスキル・リラ SPECIAL MOVIE【モンスト公式】(プロデューサー)
- 2022年
-
- 夢職人と忘れじの黒い妖精(オープニングムービー、プロデューサー)
- モンスターストライク 天下五剣獣神化 SPECIAL MOV(プロデューサー)
- モンスターストライク アミダ獣神化 SPECIAL MOVIE(プロデューサー)
- モンスターストライク ヤクモ SPECIAL MOVIE(プロデューサー)
- モンスターストライク Tower of Sky Anime PV(プロデューサー)
- モンスターストライク エクスカリバー獣神化SPECIAL MOVIE
2024年
- この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ[禁断の冒険者]セシリー 必殺スキル(プロデューサー)
- モンスターストライク ナポレオン真獣神化 SPECIAL MOVIE(プロデューサー)
- モンスターストライク マナ獣神化・改 SPECIAL MOVIE(プロデューサー)
- アズールレーン7周年記念PV(プロデューサー)
- Forest Tale(プロデューサー)
その他
[編集]- COMBO PANDA One Shot Movie(プロデューサー)
出演・登壇
[編集]- 第17回NED[5]
- 宇野常寛 NewsX vol.25[6]
- 日本経済新聞社主催 アニメビジネスNIGHT OUT シリーズ [7]
- 「アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACFT)2019」[8]
- Schoo[9]
- IMART2022[10]
- 公開シンポジウム『アニメでつながる/アニメがつながる――再接続させる文化産業』[11]
- IMART2024[12]
脚注
[編集]- ^ “メンバー | ARCH-アーチ株式会社”. archinc.jp. 2019年4月22日閲覧。
- ^ “「アニメのプロデューサー」という仕事 : ウルトラスーパーピクチャーズ・平澤直さんインタビュー(前編)【今どきエンタメ職業最前線~あるいはオタクなオシゴト事情~ 第3回】”. ハッカドール マガジン. 2019年4月22日閲覧。
- ^ “グラフィニカ 新任役員にアーチの平澤直氏ら | アニメーションビジネス・ジャーナル”. animationbusiness.info. 2019年4月22日閲覧。
- ^ “弊社代表の平澤 グラフィニカ代表取締役就任のご報告 | ARCH-アーチ株式会社”. archinc.jp. 2020年3月19日閲覧。
- ^ “キーワードは「仲良し感」 現役プロデューサーが明かす、劇場アニメのキャスティングの舞台裏”. ログミーBiz. 2019年4月22日閲覧。
- ^ “宇野常寛 NewsX vol.25 ゲスト:平澤直「アニメビジネスの未来」【毎週月曜配信】”. PLANETS/第二次惑星開発委員会. 2019年4月22日閲覧。
- ^ “COMEMOxアニメビジネス NIGHT OUT vol.6「アニメ&ライブエンタテイメントの最前線」|EventRegist(イベントレジスト)”. COMEMOxアニメビジネス NIGHT OUT vol.6「アニメ&ライブエンタテイメントの最前線」. 2019年4月22日閲覧。
- ^ “エンジニア出身者がアニメプロデューサーに向く理由とは? - ACTF2019”. マイナビニュース (2019年2月16日). 2019年4月22日閲覧。
- ^ “平澤直”. Schoo. 株式会社Schoo. 2019年4月22日閲覧。
- ^ https://imart.tokyo/2022/nao-hirasawa
- ^ https://archinc.jp/ja/news/2420
- ^ https://imart.tokyo/nao-hirasawa
外部リンク
[編集]- 平澤 直 / Nao Hirasawa (@naohirasawa0617) - X(旧Twitter)