広瀬みさ
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広瀬 みさ(ひろせ みさ、1944年4月1日 - )は、昭和時代の日本の歌手、映画、テレビ女優。
略歴
[編集]神奈川県横浜市出身。1962年、横浜学園高等学校を卒業後、大映第15期ニューフェースとして大映演技研究所で学び、1964年日本テレビ『ダイヤル110番・死のダイビング』で主役に抜擢されデビューした。それに先立つ1963年10月には、コロムビアレコードと専属歌手契約をし『甘い夢』[1](浜口庫之助作曲)で歌手デビューした。ただし、歌手活動は1967年にコロムビアとの契約が切れるまでの数年間のみで、1964年から1969年に結婚引退するまでの間は、女優としてテレビと映画を中心に活躍した。テレビでは竜雷太主演の『でっかい青春』にヒロインの女教師、高見紀美役に抜擢されたほか数多くのドラマにレギュラー出演した。初舞台は、1968年3月の『黒蜥蜴』。
主な出演作品
[編集]映画
[編集]- 野郎に国境はない(1965年11月13日、日活)- 山内康子
- 殴り込み関東政(1965年12月18日、日活)
- 黒い賭博師 悪魔の左手(1966年1月27日、日活) - 春野うらら
- 大空に乾杯(1966年2月25日、日活)- 工藤冴子(全日空スチュワーデス・教官)
- 放浪のうた(1966年6月15日、日活)- 近江杉子
- 命しらずのあいつ(1967年4月8日、日活)- 武原美津子
- 恋のメキシカンロック 恋と夢と冒険(1967年8月19日、松竹)
- 黄金の野郎ども(1967年12月23日、日活)- かおる
テレビドラマ
[編集]- ダイヤル110番(1957年9月 - 1964年9月、日本テレビ)*1964年に出演
- アスファルトジャングル(1965年4月 - 9月、NET)
- 東芝日曜劇場(第450回)求婚(1965年7月18日、TBS)
- 夜の配当(1965年9月、TBS)
- 東京警備指令 ザ・ガードマン第29話「赤い罠」(1965年10月、TBS)
- 泣いてたまるか 第5回「二人になりたいッ」(1966年6月5日、TBS)
- 雨の中に消えて(1966年8月 - 11月、日本テレビ)
- おにぎり(1966年10月 ‐ 1967年4月、日本テレビ)
- 霧の旗(1967年10月、NET) - 柳田桐子
- でっかい青春(1967年10月 ‐ 1968年10月、日本テレビ) - レギュラー:高見紀美(高校教師・バレー部部長)
- あひるヶ丘77(1968年10月 - 1969年3月、フジテレビ) - 団野百合子
- 無用ノ介 第12話「処刑前 無用ノ介は走る」(1969年、日本テレビ)
- 花のお江戸のすごい奴 第6話「惡党の条件」(1969年、フジテレビ) - 美佐
- あゝ忠臣蔵(1969年、関西テレビ)
テレビ音楽番組
[編集]- 歌うトップスター (1965年 - 1967年) - ホステス(司会)
レコード
[編集]- 甘い夢(コロムビア、1963年)
- いつも二人で歩く街(コロムビアSAS-376、1964年10月) - 梶光夫とのデュエット
参考文献
[編集]- 『日本映画俳優全集・女優編』(キネマ旬報社、1980年12月)
- 「週刊TVガイド」(東京ニュース通信社)
脚注
[編集]- ^ レコード・ジャケットでは『広瀬美砂』名義のクレジットになっている。