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度会好一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

度会 好一(わたらい よしいち、1938年5月2日 - )は日本の英文学者。本名度會好一。東京生まれ。法政大学名誉教授。東京外国語大学英米語学科卒業。東京大学大学院修士課程修了。

1963年都立大森高校教諭、1967年成蹊大学文学部英米文学科専任講師、1984年同教授、1993年より法政大学第一教養部教授、後に国際文化学部教授(2009年3月退職)。1992年から1998年まで日本英文学会大会準備委員、編集委員。

従来の英文学研究の枠を超えた、視野の広い文化研究・歴史研究にまたがる一般書・研究書で知られる。

小池真理子は成蹊大学時代の教え子(ゼミ生)にあたる[1]

主要著書

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  • 『世紀末の知の風景――ダーウィンからロレンスまで』(南雲堂 1992)
  • 『ラヴ・レター――性愛と結婚の文化を読む』(南雲堂 1994)
  • 『ヴィクトリア朝の性と結婚』(中公新書 1996)
  • 『魔女幻想――呪術から読み解くヨーロッパ』(中公新書 1999)
  • 『明治の精神異説――神経病・神経衰弱・神がかり』(岩波書店 2003)
  • 『ユダヤ人とイギリス帝国』(岩波書店 2007)
  • 『ヨーロッパの覇権とユダヤ人』(法政大学出版局 2010)
  • 『女王陛下の時代』(分担執筆 研究社 1996)
  • 『ヴィクトリア女王』(分担執筆 ミネルヴァ書房 2005)

脚注

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  1. ^ 「この人にきく 小池真理子氏 小説の下地はゼミの悲劇論 価値観は自分で見つける / ユニークだった度會ゼミ」 『ZELKOVA』(編集・発行:成蹊大学学長室)第4号 p.15、1991年11月発行