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庭山慶一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

庭山 慶一郎(にわやま けいいちろう、1917年9月29日[1] - 2012年12月7日)は、日本実業家茶道家。中国古典研究家。文人。国内証券市場に公社債投資信託を導入した。経営者時代は「ミスター住専」と称された。父は「船場の絵描き」と呼ばれた庭山耕園で、画業顕彰のため画集や遺作展に尽力したほか、地元の大阪市立美術館に作品を寄贈している[2]

経歴

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親族

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  • 父・庭山耕園
  • 妹・敦子 - 昭和油槽船社長、日新社長・会長の筒井俊治(1922 - 2004)の妻[5]
  • 長男・庭山正一郎 - 弁護士。光華寮訴訟などに携わった。妻の邦子は東京銀行副頭取・小沢将邦長女。小沢将邦は慶一郎と愛珠幼稚園、愛日小学校、浪速高等学校、東大法学部を共にした友人[6]。その妻寿美子は大野良蔵の二女で、寿美子の連れ子・賢子(菊亭公長孫)も小沢の養子となった。

著作

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  • 『自己責任の論理 一般消費税より行政改革を』税務経理協会、1980年
  • 『論語経営論』未來社、1985年
  • 『庭山耕園―生誕百二十年記念 色紙四趣 限定版五百部』私家版大塚巧藝社印刷)、1988年
  • 『庭山耕園―作品と素描―』 大塚巧藝社、1988年12月
  • 『燃える魂の記録 懐旧九十年』毎日新聞社、2008年

脚注

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  1. ^ 『人事興信録 第25版 下』(人事興信所、1969年)に93頁
  2. ^ 特集展示 生誕150年記念 船場の絵描き 庭山耕園 ― 近代大阪の四条派 ― 作品リストPDF) 2019年12月28日閲覧
  3. ^ a b 『大蔵省人名録:明治・大正・昭和』大蔵財務協会、1973年1月発行、131頁
  4. ^ 庭山慶一郎氏が死去 元日本住宅金融社長 日本経済新聞 2012年12月9日閲覧
  5. ^ 訃報/筒井俊治氏日本海事新聞、2004年08月31日 
  6. ^ 『論語経営論 』庭山慶一郎, 未来社, 1985, p91