延命寺 (板橋区志村)
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延命寺 | |
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所在地 | 東京都板橋区志村1-21-12[1] |
位置 | 北緯35度46分29.0秒 東経139度41分32.0秒 / 北緯35.774722度 東経139.692222度座標: 北緯35度46分29.0秒 東経139度41分32.0秒 / 北緯35.774722度 東経139.692222度 |
山号 | 見次山[2] |
院号 | 松寿院[2] |
宗旨 | 新義真言宗[2] |
宗派 | 真言宗豊山派 |
本尊 | 地蔵菩薩 |
創建年 | 大永4年(1524年)頃 |
開基 | 見次権兵衛[2] |
別称 | 志村延命寺 |
札所等 | 豊島八十八ヶ所霊場22番札所、北豊島三十三ヶ所霊場24番札所 |
文化財 | 志村延命寺板碑群(板橋区登録有形文化財) |
法人番号 | 4011405000373 |
延命寺(えんめいじ)は、東京都板橋区にある真言宗豊山派の寺院。なお、当寺の1.4キロメートル西南西の中台に寺号が同一の「延命寺」がある。この寺も真言宗豊山派である。混同を避けるため、当寺は「志村延命寺」とも呼ばれている。
概要
[編集]1524年(大永4年)頃、見次権兵衛の開基である。志村城落城の際に、見次権兵衛は自分の息子が討ち死にしたことを悲しみ、息子の菩提を弔うために建立した[1]。
江戸時代、徳川将軍は鷹狩のために江戸郊外のこの地を度々訪れており、当寺は「御膳所」(休憩場所)に充てられた[1]。
1889年(明治22年)、町村制の施行に伴い東京府北豊島郡志村が成立した際に、村役場が当寺に置かれた。
1903年(明治36年)に火災に遭い、鐘楼と山門を残して、全てを焼失してしまった。現在の堂宇は火災後に再建されたものである[3]。
かつては「コブ欅」と呼ばれる欅の大木があった。幹に大きなコブが付いていたのが特徴で、1930年(昭和5年)に東京府の天然記念物に指定されていた。しかし、まもなく枯死してしまったため、戦後に指定解除となっている[3]。
寺宝等
[編集]交通アクセス
[編集]- 志村坂上駅より徒歩3分。