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延寿院 (名張市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
延寿院
所在地 三重県名張市赤目町長坂755
山号 黄龍山
宗派 天台宗
本尊 不動明王
創建年 1112年保安3年)
開基 乗智房延
正式名 黄龍山 延寿院
法人番号 6190005006308 ウィキデータを編集
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延寿院(えんじゅいん)は、三重県名張市赤目町に位置する天台宗寺院である。山号は黄龍山。本尊は不動明王[1]

歴史

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1112年保安3年)に創建。河内の僧である乗智房延により前身となる青黄竜寺が創建されるが、それよりも昔に役小角によって創建されたとも伝わり、不動明王が赤い目の牛に乗って出現し、その不動明王を祀り赤目不動尊として行者の守り本尊とし、堂宇を建立したという伝承が残る[2]

後に後三条天皇の勅願により再建されるが、天正年間(1573年-1592年)の天正伊賀の乱織田信長によって焼失する。その後、藤堂高次が不動院観音堂を建立し、藤堂家の代々の祈願所として明治維新まで庇護した[3]

またシダレザクラの名所としても知られており、毎年3月中旬から4月にかけて拝観客でにぎわっている[4]

交通

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脚注

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  1. ^ 延寿院”. 八百万の神. 2023年4月10日閲覧。
  2. ^ 延寿院”. 観光三重. 2023年4月10日閲覧。
  3. ^ 延寿院としだれ桜”. 赤目四十八滝渓谷保勝会. 2023年4月10日閲覧。
  4. ^ 降り注ぐしだれ桜が見頃 名張市の延寿院”. 伊賀タウン情報 YOU. 2023年4月10日閲覧。

外部リンク

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