式の前日
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『式の前日』(しきのぜんじつ)は、穂積による日本の短編漫画作品、及び同作を表題作とする短編集。
2010年、『月刊フラワーズ』コミックオーディションで銀の花賞を受賞し、フラワーズ2010年11月号増刊『凛花』に掲載されたデビュー作。2012年9月、本作を表題作とし、他5編を収録した短編集が刊行された[1]。
収録作品
[編集]- 式の前日(フラワーズ2010年11月号増刊『凛花』11号)
- あずさ2号で再会(『月刊フラワーズ』2011年5月号)
- モノクロ兄弟(『月刊フラワーズ』2011年9月号)
- 10月の箱庭(フラワーズ2011年11月号増刊『凛花』14号)
- 夢見るかかし(『月刊フラワーズ』2012年5月号・6月号)
- それから(『月刊フラワーズ』2012年8月号) - 「式の前日」の後日譚
評価
[編集]初の単行本ながら、作風は既に貫禄のようなものを漂わせ、親子や兄弟姉妹など近しい関係にある家族の「その時の何気ない感情」を射抜く作者の手並みはもはや職人技であると評される[2]。
「このマンガがすごい! オンナ編」で第2位[3]、「このマンガを読め!」で第5位[4]、「全国書店員が選んだおすすめコミック」で第12位[5]にランクイン、第4回ブクログ大賞のマンガ部門大賞受賞[6][7]。
書誌情報
[編集]- 穂積 『式の前日』 小学館〈フラワーコミックスα〉 2012年9月10日発売、ISBN 978-4-09-134585-1[8]
出典
[編集]- ^ “「さよならソルシエ」の穂積、デビュー作含む初単行本発売”. コミックナタリー (2012年9月10日). 2015年6月8日閲覧。
- ^ 山脇麻生 (2012年9月23日). “何げない感情を射抜く職人技”. BOOK.asahi.com. 朝日新聞社. 2015年6月8日閲覧。
- ^ “「このマンガがすごい!」1位はテラフォーマーズ&俺物語!!”. コミックナタリー (2012年12月10日). 2015年6月8日閲覧。
- ^ “このマンガを読め!1位は、真造圭伍「ぼくらのフンカ祭」”. コミックナタリー (2012年12月21日). 2015年6月8日閲覧。
- ^ “書店員が選ぶランキングに暗殺教室、テラフォ、野崎くん”. コミックナタリー (2013年2月4日). 2015年6月8日閲覧。
- ^ “第4回ブクログ大賞受賞作品決定!!【プレゼント・話題の作品の試し読みも!】”. ブクログからのお知らせ. Booklog (2013年5月22日). 2015年6月8日閲覧。
- ^ “穂積「式の前日」ブクログ大賞受賞、イラストで喜び語る”. コミックナタリー (2013年5月22日). 2015年6月8日閲覧。
- ^ “コミック『式の前日』”. 小学館. 2015年6月8日閲覧。
外部リンク
[編集]- 式の前日 穂積 - コミック小学館ブックス 公式配信(途中まで試し読み可)