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張樹元

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
張樹元
『改訂 現代支那人名鑑』(1928年)
プロフィール
出生: 1879年光緒5年)
死去: 1934年民国23年)
中華民国の旗 中華民国
出身地: 清の旗 山東省武定府海豊県
職業: 軍人
各種表記
繁体字 張樹元
簡体字 张树元
拼音 Zhāng Shùyuán
ラテン字 Chang Shu-yüan
和名表記: ちょう しゅげん
発音転記: ジャン シューユエン
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張 樹元(ちょう じゅげん)は清末民初の軍人。北京政府安徽派に属した。少卿

事跡

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新建陸軍徳文学堂を卒業。日本に留学して陸軍士官学校第3期砲兵科で学んだ。帰国後は、北洋第5鎮砲兵第5標統、第10協協統を歴任した。

辛亥革命の際には、山東の革命派の鎮圧に従事した。1914年民国3年)7月、陸軍第5師師長に昇進し、山東軍務幇弁に任命される。1918年(民国7年)8月、護理山東督軍兼署長となり、同年11月、署理山東督軍兼省長に昇進した[1]

1919年(民国8年)3月、正式に山東督軍に任命された。同年12月、北京政府将軍府謙威将軍に任命されて北京に召還された(後任の山東督軍は田中玉)。1925年(民国13年)、臨時執政府軍務庁庁長に任命された。

1934年(民国23年)、死去。享年56。

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  1. ^ 「護理」とは、下級の地位の者による上級の地位の代行を指し、「署理」とは、事務取扱による代行を指す。

参考文献

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  • 来新夏ほか『北洋軍閥史 下冊』南開大学出版社、2000年。ISBN 7-310-01517-7 
  • 徐友春主編『民国人物大辞典 増訂版』河北人民出版社、2007年。ISBN 978-7-202-03014-1 
  • 劉寿林ほか編『民国職官年表』中華書局、1995年。ISBN 7-101-01320-1 
 中華民国の旗 中華民国北京政府
先代
張懐芝
山東督軍
1918年6月 - 1919年12月
(1919年3月まで護理・署理)
次代
田中玉