強純男
強純男 강순남 | |
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所属政党 | 朝鮮労働党 |
最高人民会議代議員 | |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2019年3月10日 - |
最高指導者 | 金正恩(2011年 - ) |
在任期間 | 2021年1月10日 - |
委員長 | 金正恩(2012年 - ) |
朝鮮労働党中央委員会民防部長 | |
在任期間 | 2021年1月10日 - |
総書記 | 金正恩(2021年 - ) |
在任期間 | 2021年1月10日 - |
総書記 | 金正恩(2021年 - ) |
朝鮮労働党中央委員会委員候補 | |
在任期間 | 2016年5月9日 - 2021年1月10日 |
党委員長 | 金正恩(2016年 - 2021年) |
その他の職歴 | |
人民武力省副相 (不明 - 2020年) | |
国防相 (2022年12月31日 - 2024年10月8日) |
強純男 | |
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各種表記 | |
チョソングル: | 강순남 |
漢字: | 強純男 |
発音: | カン・スンナム |
強 純男[1](カン・スンナム、朝鮮語: 강순남)は、朝鮮民主主義人民共和国の軍人、政治家。朝鮮人民軍における軍事称号(階級)は大将。
国防相[2]。、労農赤衛軍司令官、朝鮮労働党中央軍事委員会委員、朝鮮労働党中央委員。人民武力省副相、第671大連合部隊隊長などを歴任。姜順南とも表記される[3]。
経歴
[編集]出生地や生年月日は不明。2015年11月7日に死去した李乙雪元帥の国家葬儀委員会委員に選ばれたのが初出[4][5]。同年12月24日に実施された大連合部隊の双方実動訓練に第671大連合部隊隊長として参加した[6]。
2016年5月9日に開催された朝鮮労働党第7次大会で朝鮮労働党中央委員会委員候補に選出され[7]、就任時期は不明であるが人民武力省副相に転じる。2017年7月25日に在北朝鮮中国大使館で開かれた中国人民解放軍建軍90周年記念行事に参加し、李進軍中国大使と会談した[8]。
2019年3月10日に実施された最高人民会議第14期代議員選挙で代議員に選出された[9]。2021年1月5日から開催された朝鮮労働党第8次大会で中央委員会委員に選出され[10]、1月10日に開催された党中央委員会第8期第1回総会で朝鮮労働党中央軍事委員会委員、党中央委員会民防部長に選出された[3][11]。
2021年9月9日に開催された建国73周年慶祝閲兵式において、労農赤衛軍司令官への就任が確認された。
2022年4月14日、金正恩党中央軍事委員長の命令により、大将に昇格した[12]。
2023年1月1日、朝鮮労働党中央委員会第8期第6回総会の公報で、朝鮮民主主義人民共和国国防相に就任したことが発表された[2]。
2024年5月、北朝鮮国内で兵士130人が乗った船舶が沈没する事故が発生。強純男が現場に赴き、動揺を収めるための指示を出していたことが報道された[13]。
2024年10月7日から8日にかけて開催された最高人民会議第14期第11回会議で努光鉄が新たな国防相に選出されたことで、強純男が退任したことが判明した[14]。
脚注
[編集]- ^ 強純男国防相が中国国防部長に祝電.朝鮮中央通信
- ^ a b “朝鮮労働党中央委員会第8期第6回総会の公報”. 朝鮮中央通信. 2023年1月1日閲覧。
- ^ a b 中川雅彦「2021年の朝鮮民主主義人民共和国 数値目標のみえない5カ年計画の開始」『アジア動向年報』第2022巻、2022年、51–74頁、doi:10.24765/asiadoukou.2022.0_51。
- ^ 北朝鮮、李乙雪氏葬儀委に「キム・ジョンチョル」の名前…正恩氏の実兄か デイリーNK 2015年11月9日
- ^ 北 리을설 원수 94세로 사망..국장으로 진행 統一ニュース 2015年11月8日
- ^ 北 김정은, 군 쌍방실동훈련 참관.."방어.공격능력 갖췄다" 統一ニュース 2015年12月24日
- ^ 北, 당 중앙위원 128명, 후보위원 106명 발표 ノーカットニュース 2016年5月10日
- ^ 주북한 중국대사관, 건군 90주년 행사…北인민무력성 부상 참석 聯合ニュース 2017年7月26日
- ^ 북 김정은, 최고인민회의 대의원 처음 빠져 統一ニュース 2019年3月12日
- ^ 북, 8차 당대회서 김정은 위원장 당 총비서로 추대 統一ニュース 2021年1月11日
- ^ 북, 당 정치국·비서 등 선출..규율 전담 당 중앙검사위도 (명단) 統一ニュース 2021年1月11日
- ^ “朝鮮中央通信 | 記事 | 党中央軍事委委員長が指揮メンバーの軍事称号を上げることを命令”. www.kcna.kp. 2022年4月15日閲覧。
- ^ “韓国当局「北朝鮮軍兵士130人が乗った船舶が過積載で沈没、90人死亡」”. 朝鮮日報 (2024年6月4日). 2024年6月15日閲覧。
- ^ “朝鮮最高人民会議第14期第11回会議”. 朝鮮中央通信. (2024年10月9日) 2024年10月10日閲覧。