彦山 (広島県)
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彦山 | |
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画像募集中 | |
標高 | 430.1 m |
所在地 | 日本 広島県福山市 |
位置 | 北緯34度26分39秒 東経133度21分20秒 / 北緯34.44417度 東経133.35556度座標: 北緯34度26分39秒 東経133度21分20秒 / 北緯34.44417度 東経133.35556度 |
彦山の位置 | |
プロジェクト 山 |
彦山(ひこさん)は、広島県福山市にある標高430.1mの山である。山頂には備後地区基幹局である福山デジタルテレビジョン中継局などの放送設備がある。
概要
[編集]広島県内に17ある一等三角点の山の1つである。福山市街の西部に位置し、葛城山(420m)や熊ケ峰(438m)と並んで沼南アルプスと呼ばれている。
放送送信設備
[編集]福山市中心部でテレビ放送が開始されたのは1964年7月1日であるが、テレビ送信所はNHK広島放送局(当時のNHK尾道放送局)、中国放送(RCC、当時のラジオ中国)、広島テレビ放送(HTV)のいずれも蔵王山中腹に設置したが、岡山・金甲山局の他、尾道・高見山局と同じ放送チャンネルを使用しているため混信障害が発生し、良好に受信できる地域は極一部に限られた。そのため、アナログ放送の福山西中継局を1978年1月19日に新設(混信対策により全局垂直偏波)。以降、当中継局にアンテナを向ける世帯が増加した。なお、当局及び隣県笠岡中継局同士では、スピルオーバー対策[要出典]も取られている。両者揃って全局垂直偏波の上、笠岡側では、施設から東方向のみ電波が飛ぶように指向性が掛けられているため、福山市ではテレビ東京系列・テレビせとうちの直接受信は困難となっている([1])。
地上アナログテレビ放送の備後地区基幹局は高見山に設置されたが、地上デジタルテレビ放送においては福山市内の当山に設けられることになり、既存の福山西中継局の近くにデジタル放送用の送信塔を一塔建設した。
尾道駅前芝生公園からも彦山とその放送設備が直視できる他、尾道の旧市街地や高見山のある向島では彦山にアンテナを向けても良好に受信できる場合が多い。
地上デジタルテレビジョン放送
[編集]ID | 放送局名 | 物理 チャンネル |
空中線 電力 |
ERP | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | NHK 広島総合 |
42 | 100W | 690W | 広島県 | 約10万7000世帯 |
2 | NHK 広島教育 |
44 | 650W | 全国 | ||
3 | RCC 中国放送 |
16 | 510W | 広島県 | ||
4 | HTV 広島テレビ放送 |
17 | ||||
5 | HOME 広島ホームテレビ |
29 | 500W | |||
8 | TSS テレビ新広島 |
28 | ||||
※全局2007年4月30日放送開始 ※全局垂直偏波 |
地上アナログテレビジョン放送
[編集]チャンネル | 放送局名 | 空中線 電力 |
ERP | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
開局日 |
---|---|---|---|---|---|---|
14 | HOME 広島ホームテレビ |
映像10W/ 音声2.5W |
映像91W/ 音声23W |
広島県 | - | 不明 |
19 | HTV 広島テレビ放送 |
不明 | ||||
31 | TSS テレビ新広島 |
映像87W/ 音声22W |
不明 | |||
33 | RCC 中国放送 |
映像89W/ 音声22W |
不明 | |||
37 | NHK広島総合 | 映像30W/ 音声7.5W |
映像220W/ 音声56W |
約5万8000世帯 | 1978年 1月19日 | |
39 | NHK広島教育 | 全国 | ||||
※福山西中継局である ※全局垂直偏波 |
FMラジオ放送
[編集]周波数 (MHz) |
放送局名 | コールサイン | 空中線 電力 |
ERP | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
開局日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
77.7 | エフエムふくやま | JOZZ8AA-FM | 20W | 89W | 福山市 | - | 1996年 8月8日 |
マルチメディア放送
[編集]周波数 | 放送局名 | 空中線電力 | ERP | 放送区域 | 放送区域内世帯数 | |
---|---|---|---|---|---|---|
214.714286MHz | Jモバ 福山MMH |
2.5kW | 16kW | 広島県南東部の広範囲と岡山県及び愛媛県と香川県の各一部地域 | 54万9765世帯 | |
*2012年9月20日に予備免許交付、10月15日から試験放送開始、12月6日に本免許交付、12月14日から本放送開始。 *2016年6月30日 サービス終了[2]。 |
脚注
[編集]- ^ 大門町など県境に程近い地域では受信例あり
- ^ 「テレビと呼ぶには、面白すぎる」NOTTV、4年超でサービス終了 ITmedia 2016年6月30日 2019年9月14日閲覧
外部リンク
[編集]- 福山デジタルテレビジョン中継局エリア図 (PDF)
- マルチメディア放送の中継局に対し予備免許-携帯端末向け放送局、福山エリアでも放送開始- - 総務省中国総合通信局・2012年9月20日プレスリリース
- モバキャス福山中継局エリア図 (PDF) - 上記リンクの別図
- 札幌、旭川、仙台、浜松、福山送信所の試験電波発射 - ジャパンモバイルキャスティング・2012年10月15日リリース