得田之久
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得田 之久(とくだ ゆきひさ、1940年 - )は、日本の絵本作家。
来歴
[編集]1歳の時に茅ヶ崎市に転居する[要出典]。豊かな自然の中で魚を捕まえ虫を追う少年期を過ごす[1]。
明治学院大学社会学部に進むが中退した[1]。当時この地は映画のロケーションが盛んで、それをしばしば目撃していた。長じて映画好きになり、大学時代はもっぱら映画のシナリオ執筆に熱中する。大学3年の時、突然絵を始め、至光社の武市八十雄に見いだされ絵本を描き始める。その後、福音館書店の松居直のアドバイスを受け、昆虫をテーマとした絵本に着手する。同時に新聞や雑誌にエッセイを執筆する。また、童心社の稲庭桂子に出会い教育紙芝居を発表した。[要出典]
2001年初孫の誕生とともに、自身で絵本の文を書くことを始める[2]。
主な作品
[編集]- 『あわててにげた』「かがくのとも」38号(1972年、福音館書店)
- 『みてみよう』「かがくのとも」97号(1977年、福音館書店)
- 『むしたちのさくせん』「かがくのとも」325号(1996年、福音館書店)
- 『とべかぶとむし』「年少版こどものとも」5号(1977年、福音館書店)
- 『ありのであったむし』「年少版こどものとも」17号(1978年、福音館書店)
- 『とのさまばった』「年少版こどものとも」53号(1981年、福音館書店)
- 『てんとうむしのとん』「年少版こどものとも」63号(1982年、福音館書店)
- 『かたつむり』「年少版こどものとも」88号(1984年、福音館書店)
- 『いろいろなむし』「年少版こどものとも」112号(1986年、福音館書店)
- 『そこにいるのはだれ?』「年少版こどものとも」136号(1988年、福音館書店)
- 『かまきりのこどもがうまれた』「年少版こどものとも」170号(1991年、福音館書店)
- 『むしをさがそう』「年少版こどものとも」185号(1992年、福音館書店)
- 『おかしいなおかしいね』「年少版こどものとも」233号(1996年、福音館書店)
- 『ちがうのどれかな』「年少版こどものとも」253号(1998年、福音館書店)