御義口伝
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御義口伝(おんぎくでん)は、建治年間(1275‐1278年)の日蓮の講述を日興が「弘安元年正月一日」(実在しない日付)に筆録した書とされるが、日興門流において後代に偽作された説が有力視されている[1][2][3][4]。
構成
[編集]日蓮の寿量文底下種の法門が明かされている。
- 序 品 七箇の大事。
- 方 便 品 八箇の大事。
- 譬 喩 品 九箇の大事。
- 信 解 品 六箇の大事。
- 薬 草 喩 品 五箇の大事。
- 授 記 品 四箇の大事。
- 化 城 喩 品 七箇の大事。
- 五 百 品 三箇の大事。
- 人 記 品 二箇の大事。
- 法 師 品 十六箇の大事。
- 宝 塔 品 二十箇の大事。
- 提 婆 品 八箇の大事。
- 勧 持 品 三箇の大事。
- 安 楽 行 品 五箇の大事。
- 涌 出 品 一箇の大事。
- 寿 量 品 二十七箇の大事。
- 分別功徳品 三箇の大事。
- 随 喜 品 二箇の大事。
- 法師功徳品 四箇の大事。
- 不 軽 品 三十箇の大事。
- 神 力 品 八箇の大事。
- 属 累 品 三箇の大事。
- 薬 王 品 六箇の大事。
- 妙 音 品 三箇の大事。
- 普 門 品 五箇の大事。
- 陀 羅 尼 品 六箇の大事。
- 厳 王 品 三箇の大事。
- 普 賢 品 六箇の大事。
- 無 量 義 経 六箇の大事。
- 普 賢 経 五箇の大事。
- 譬 喩 品 九箇の大事。
- 信 解 品 六箇の大事。
- 薬 草 喩 品 五個の大事。