御茶ノ水ソラシティ
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御茶ノ水ソラシティ | |
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御茶ノ水ソラシティ外観 | |
施設情報 | |
所在地 | 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番 |
座標 | 北緯35度41分55.15秒 東経139度45分59.55秒 / 北緯35.6986528度 東経139.7665417度座標: 北緯35度41分55.15秒 東経139度45分59.55秒 / 北緯35.6986528度 東経139.7665417度 |
状態 | 完成 |
着工 | 2010年11月[1] |
竣工 | 2013年3月[1] |
開業 | 2013年4月12日 |
用途 | 事務所・店舗・大学等教育関連施設・ホール・会議室・文化交流施設・駐車場[1] |
地上高 | |
高さ | 約110m[1] |
各種諸元 | |
階数 | 地下2階、地上23階、塔屋2階[1] |
敷地面積 | 9,547.08 m² [1] |
建築面積 | 5,686.98 m² [1] |
延床面積 | 102,231.55 m² [1] |
構造形式 | S造、一部SRC造・RC造[1] |
エレベーター数 | 28基[1] |
駐車台数 | 248台[1] |
関連企業 | |
設計 | 大成建設一級建築事務所(設計)久米設計(監理)[1] |
施工 | 大成建設[1] |
デベロッパー | 駿河台特定目的会社(大成建設、ヒューリック、安田不動産、昭栄、有楽土地)[2] |
御茶ノ水ソラシティ(おちゃのみずソラシティ)は、東京都千代田区神田駿河台四丁目にある複合施設である。2013年4月12日に開業した。
概要
[編集]御茶ノ水セントラルビル(旧・日立製作所本社)跡地の再開発に際して、周辺地区や地域文化の交流拠点を併せて整備することで、都が民間都市再生事業計画に認定し、容積率が通常認められていた基準の約1.8倍の970%まで拡大されて整備された複合施設である[3]。
御茶ノ水駅前に求められていた地域に開かれた広場空間を確保できるような建物配置計画とし、緑豊かな約3,000㎡のパブリック空間を建物の前に整備し、さらに地下鉄改札口に接続する約1,400㎡の地下広場を設け、地上地下一体となった大規模な立体都市広場「ソラシティプラザ」を実現した[4][3]。また隣に建つ大型複合施設「ワテラス」とは地上3階とソラシティの地下1階でつながっている[3]。
開発前に敷地内にあった樹木を保存し、軍艦山・淡路坂などの石垣・レンガ擁壁の保存・再生・蔵の復元など歴史的資源の継承に配慮し、地域に親しまれてきた景観を保存している[4]。
建物は地上23階、地下2階、オフィスを中心とした教育関連施設、カンファレンスセンター、店舗、展示施設からなる[4][5]。 オフィスはワンフロアあたり907坪のメガフロアで[6]、入居者にあわせ様々なニーズに対応が可能である。
施設・テナント
[編集]- ソラシティプラザ
- 地上部と地下の二層構造になっている広場。成城石井などのスーパーマーケットをはじめ、コンビニ・各種飲食店などが15店舗入っている。
- 御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター
- デジタルハリウッド大学駿河台キャンパス
- 宇宙航空研究開発機構(JAXA)東京事務所
- 日本製紙グループ
- ニチイ学館本社
- キョーリン製薬ホールディングス本社
- 杏林製薬本社
- みずほ証券御茶ノ水本社
- 東京都社会保険労務士会
アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m 近代建築 2013, p. 70.
- ^ 「御茶ノ水のビル、 ソラシティに、大成など名称決定」『日経産業新聞』2011年9月6日
- ^ a b c 「御茶ノ水ソラシティ 地域のために広場を整備 空間新景」『日経産業新聞』2013年6月26日
- ^ a b c 近代建築 2013, p. 65.
- ^ “御茶ノ水大改造、日立本社跡地に「ソラシティ」オープン「ワテラス」は下町活性化の起爆剤目指す”. NIKKEI STYLE. (2013年4月20日) 2020年6月20日閲覧。
- ^ 大成建設プレスリリース
参考文献
[編集]- 『近代建築』近代建築社、2013年6月。
外部リンク
[編集]御茶ノ水駅・聖橋 | 湯島聖堂 (神田川) (総武本線・中央本線) |
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新お茶の水ビルディング(本郷通り・新御茶ノ水駅) | ||||
御茶ノ水ソラシティ | ||||
ニコライ堂 | ワテラス |