御飯の友
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御飯の友(ごはんのとも)は、フタバが製造販売するふりかけの商品名で、同社(正確には同社の分離独立元である株式会社二葉商事)が権利を有する登録商標(日本第2403831号)[1]である。
概要
[編集]大正時代の初期、日本人にカルシウムが不足していた最中、熊本の薬剤師である吉丸末吉が、カルシウムを補うため、魚の骨を粉にして御飯にかけて食べるという、まったく単純な発想にたどりつき「御飯の友」を開発した[2]。1934年(昭和9年)には、「御飯の友」の製造販売を二葉商事(現在のフタバ)が引き継いでいる。
業界団体「全国ふりかけ協会」がふりかけのルーツとして1994年10月の総会にて公認[3][4][5][6]していた商品であり、主原料がいりこであるところが一般のふりかけと異なっている。ただし、その後当時の調査に不公正があったとして2022年6月24日の総会にて元祖としての認定は取り下げられている[7][8]。
脚注
[編集]- ^ IPDL 特許電子図書館商標検索[リンク切れ]
- ^ “ふりかけとは?”. 一般社団法人国際ふりかけ協議会. 2023年5月14日閲覧。
- ^ 日経電子版 「日経WagaMaga」終了のお知らせ[リンク切れ]
- ^ “被災者の心を満たしたソウルフード 元祖ふりかけ編(4)”. KBC九州朝日放送. 2023年5月14日閲覧。
- ^ “被災者の心を満たしたソウルフード 元祖ふりかけ編(5)”. KBC九州朝日放送. 2023年5月14日閲覧。
- ^ 『Episode38「ふりかけ」のルーツ 熊本にあり!!』[リンク切れ]
- ^ 全国ふりかけ協会、3年ぶり総会で原料高を確認 元祖認定は取り下げて再調査 日本食糧新聞2022年7月8日、2024年2月17日閲覧
- ^ 2023/1/4 ふりかけ元祖問題について 田中食品、2023年1月4日、2024年2月17日閲覧