徴古館 (佐賀市)
表示
公益財団法人鍋島報效会 徴古館 The Museum CHOKOKAN | |
---|---|
施設情報 | |
専門分野 | 歴史 |
館長 | 鍋島房子[1] |
開館 | 1927年(昭和2年) |
所在地 |
〒840-0831 佐賀県佐賀市松原2-5-22 |
外部リンク | 公益財団法人鍋島報效会 徴古館 |
プロジェクト:GLAM |
徴古館(ちょうこかん)は佐賀県佐賀市にある歴史博物館である。公益財団法人鍋島報效会が運営。
概要
[編集]- 佐賀藩の藩校弘道館の跡地[2]として、鍋島家12代当主鍋島直映の意思を基づき、1927年(昭和2年)に竣工。佐賀県初の博物館となる。鍋島家所蔵資料を中心とした博物館だけでなく、図書館を補完しすることに目的した。1940年以降は鍋島家により設立した財団法人鍋島報效会が運営した。
- 1945年(昭和20年)に佐賀連隊区司令部による接収などを経て、1955年(昭和30年)に佐賀県文化館して再開したが、1970年(昭和45年)に展示公開を休止[3]。
- 20年以上の時を経て、1997年(平成9年)に国の登録有形文化財に指定。1998年(平成10年)6月に博物館として再開。2021年(令和3年)10月27日に「22世紀を残す佐賀県遺産」に認定[4]。
- 収蔵品の中で「催馬楽譜」が唯一国宝として指定されている[5]。
文化財
[編集]武器・武具
[編集]- 佐賀県重要文化財
- 青漆塗萌黄糸威二枚胴具足(江戸時代初期・17世紀前半)
- 太刀 主銘 國行(鎌倉時代中期・13世紀)
- 太刀 主銘 来國光(鎌倉時代末期・14世紀)
- 刀 銘 肥前國住藤原忠廣 寛永七年八月吉日(寛永7年(1630))
- 長巻 折返銘「正平十 肥州末貞」正平十年代(1355~1364年)
幕末の科学技術
[編集]- 佐賀県重要文化財
- 蒸気車雛形(安政2年(1855年))
- 蒸気船雛形(スクリュー船・安政2年(1855年))
- 蒸気船雛形(外輪船・安政2年(1855年))
書・典籍
[編集]- 国宝
- 催馬楽譜(平安時代後期・11世紀)
- 重要文化財
- 東遊歌神楽歌(平安時代後期・12世紀)
- 佐賀県重要文化財
- 東遊歌風俗歌譜(平安時代後期・12世紀)
- 紺紙金字妙法蓮華経(高麗時代・至元6年(1340年))
- 紺紙銀字妙法蓮華経(壬申の年・1332年)
この節の加筆が望まれています。 |
脚注
[編集]- ^ 徴古館ホームページ(徴古館 館長便り)
- ^ 佐賀市ホームページ(市政さが 平成20年2月15日号)
- ^ さがの歴史・文化お宝帳
- ^ 徴古館ホームページ(令和3年度の活動)
- ^ 徴古館(収蔵品紹介)