必殺無頼拳

必殺無頼拳（ひっさつぶらいけん）は、1987年カプコンで業務用ゲームとして稼動した縦スクロールアクションゲームである。

概要

8方向レバーとバンチとキックで敵を蹴散らしながら各面最後に出てくるボスを倒して敵のゲシタ一味から攫われた女性たちを救い出すゲーム。スクロールアクションでは珍しくトップビュー視点で360度から敵が迫ってくる、当たり判定が厳しく難易度は高い。

ストリートファイターシリ－ズに出てくる火引弾のスーパーコンボ「必勝無頼拳」の由来は、このゲームと言われている。

ストーリー

さすらいの風来坊の旅を続けたリュウとコウ。ある日、二人の故郷である『パラダイスシティ』がゲシタ一味によって襲撃を受け街の女達は一味によって連れ去られた。二人は街の平和を取り戻す為パラダイスシティ内のゲシタ一味を平らげ、一味のアジトを目指す。

操作方法

8方向レバーと1ボタンと2ボタンを使い1ボタンでパンチ、2ボタンでキック。両方同時押しで回し蹴りとなる。

面構成

1面　サウスパラダイスシティ

ボスはトゲ付き鉄球と鎖を駆使してくる。

2面　パラダイスシティ

ボスは青龍刀を使い分身してくる。

3面　ノースパラダイスシティ

ボスは円形格闘場で弾を吐きながら攻撃してくる。

4面　ガラガラパス

ボスは一本橋の上で相手の爆弾から避けながら戦う。

5面　フォレスト　オブ　トリーチェリー

ボスは湖から出てきて蛇を出しては湖に戻るのを繰り返す。

6面　パレス　オブ　ゲシタ

ボスのゲシタは回し蹴りを駆使しこちらの攻撃を避けるが脇ががら空き。