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忍法相伝73

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
忍法相伝73
著者 山田風太郎
発行日 1965年
ジャンル 時代小説
前作 忍法八犬伝
次作 自来也忍法帖
ウィキポータル 文学
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忍法相伝73』(にんぽうそうでん73)は、山田風太郎時代小説忍法帖シリーズの連作。「週刊現代」1964年5月14日号から1965年3月25日号に連載された。

各話タイトル

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  • 忍法相伝73 墨消し (忍法相伝74 墨消し破幻)[1]
  • 忍法相伝85 天地無用
  • 忍法相伝99 鳥の死声
  • 忍法相伝100 諸行無常
  • 忍法相伝103 善男善女
  • 忍法相伝108 男体妊娠
  • 忍法相伝110 白馬降臨

主な登場人物

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  • 伊賀大馬(いが だいま) - 本作をはじめとする「忍法相伝」シリーズの主人公。29歳。伊賀忍者の末裔。
  • 芦谷美登(あしや みと) - 23歳。主人公が思いを寄せる女性。
  • 芦谷洋(あしや ひろし) - 美登の弟。中学生。
  • 村岡紀平次(むらおか きへいじ) - 不動産屋。
  • 鳥羽壺子(とば つぼこ) - モデル。村岡紀平次の妾。
  • 松中半兵衛(まつなか はんべえ) - 塾講師。国文学者、元大学教授。
  • 松中丁子(まつなか ちょうこ) - 松中半兵衛の妻。
  • 石切(いしきり) - 運送会社の係長。大馬の上司。
  • 葉山(はやま) - 大馬の大学時代のクラスメート。
  • 芹子(せりこ) - 葉山の女房。
  • 庄司甚太郎(しょうじ じんたろう) - 社会事業家。
  • 庄司ふすま(しょうじ ふすま) - 女性代議士。甚太郎の妻。

作品の評価

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  • 山田自身は、本作を忍法帖シリーズ最低の「P評価」をつけている[2]

書誌情報

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脚注

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  1. ^ 「忍法墨消し」は本来「相伝64」であり、無効にする防御技が「相伝74」。単行本で、第1話タイトルと忍法の番号を「忍法相伝73」に変更。
  2. ^ さらに出来が悪いとした長編『忍法創世記』は採点していない。