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恋と禁忌の述語論理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
恋と禁忌の述語論理
著者 井上真偽
イラスト 越島はぐ
発行日 2015年1月7日
発行元 講談社
ジャンル ミステリ
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 ノベルズ判
ページ数 320
公式サイト 恋と禁忌の述語論理|講談社BOOK倶楽部
コード ISBN 978-4-06-299038-7
ウィキポータル 文学
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恋と禁忌の述語論理』(こいときんきのプレディケット)は、日本の小説家井上真偽による推理小説である。

2015年1月7日に講談社講談社ノベルス〉より刊行された[1]。ブックデザインは、熊谷博人・釜津典之による。カバーデザインは、坂野公一(welle design)による[2]。カバーイラストは越島はぐが手がけている[2]

第51回メフィスト賞を受賞した、著者のデビュー作である[3]。小説家の辻真先は、「探偵役の美叔母の硯が魅惑的」「首尾整って凛たる構成」と評している[4]

あらすじ

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夏のある日、詠彦は北関東にある硯の住む古民家を訪ねる。藍前ゆりに誘われて参加した女子会で起きた事件の真相について、詠彦は硯に相談する。ある日、詠彦は神奈川県葉山町にある硯の別宅を訪ねる。大阪繁華街にあるテナントビルで起きた殺人事件の真相について、詠彦は硯に相談する。ある日、詠彦は硯と、竹下通りにあるコーヒーチェーン店を訪れる。山梨県の避暑地に建つ洋館で起きた殺人事件の真相について、詠彦は硯に相談する。秋のある日、詠彦は硯の住む家を訪ねる。詠彦が持参したチーズケーキを見て、硯は瞳を輝かせる。

主な登場人物

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森帖詠彦(もりじょう えいひこ)
大学生。
硯(すずり)
詠彦の母親の妹。
藍前ゆり(あいぜん ゆり)
詠彦の友人。
中尊寺有(ちゅうそんじ ゆう)
詠彦の大学の先輩。
上苙丞(うえおろ じょう)
探偵。
姚扶琳(ヤオ フーリン)
華僑

備考

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上苙丞や姚扶琳は、『その可能性はすでに考えた』や『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』にも登場している。

脚注

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出典

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  1. ^ 恋と禁忌の述語論理”. 講談社. 2018年8月10日閲覧。
  2. ^ a b 恋と禁忌の述語論理”. welle design. 2018年8月10日閲覧。
  3. ^ 事件が起こる前に解決……って!?『探偵が早すぎる』で注目!今読むべきミステリ作家「井上真偽」とは?”. ほんのひきだし (2018年6月28日). 2018年8月10日閲覧。
  4. ^ mtsujijiのツイート(551199762561527808)