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恐怖新聞II

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
恐怖新聞II
ジャンル 少女漫画
ホラー漫画
漫画
作者 つのだじろう
出版社 秋田書店
掲載誌 サスペリア
レーベル 少年チャンピオン・コミックス
発表号 1990年 - 1993年
巻数 全6巻
話数 全16話
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恐怖新聞II』(きょうふしんぶんツー)は、つのだじろうによる日本漫画作品。『恐怖新聞』の続編にあたる。『サスペリア』(秋田書店)にて1990年より1993年まで連載された。単行本は全6巻。前半は恐怖新聞に翻弄される本堂幽子の物語だが、後半(雑誌掲載時のみ「真・恐怖新聞」のタイトルとなる)では九重みやびと悪の霊団の戦いが描かれる。

ストーリー

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『恐怖新聞』の物語から10年。今度は本堂幽子に「恐怖新聞」が届けられる。幽子は謎の少年・田垣と共に対抗しようと試みるが、力及ばず二人とも命を落としてしまう。恐怖は終わらないのか。今宵も誰かのもとに「恐怖新聞」が届けられる。だが、霊界から遣わされた九重みやびが悪の霊団に挑む。

登場人物

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本堂幽子(ほんどう ゆうこ)
主人公。平凡な少女だったが「恐怖新聞」にとり憑かれ、不幸と恐怖のどん底に突き落とされる。悪霊の手により、両親を殺されてしまってからは一人暮らし。物語半ばで死亡後、その魂は田垣(鬼形)と合体、九重みやびとなった。
田垣史人(たがき ふみと)=【鬼形礼】(きがた れい)
幽子のクラスメイト。容姿は前作の主人公、鬼形礼に瓜二つ。少し顔つきが細くなった。事故で両親共々重傷を負って死亡したが、そこに鬼形礼の魂が宿り生き返った。幽子とは口や表情には出していないものの、相思相愛だと思われる。幽子を守り死亡するが、後に霊的に結婚することで合体霊魂・九重みやびとして現世に帰ってくる。たがきという文字は逆から読むと、きがたになる。
九重みやび(ここのえ みやび)
幽子と鬼形の魂が一つとなった合体霊魂。非常に高い霊力を持ち、「恐怖新聞」に立ち向かう。半人半霊のような存在で、少年、少女、幼子などどんな姿にもなれる。悪の霊団の本拠地を殲滅後、すべての霊能力を使い果たし「鬼形礼」「本堂幽子」「九重みやび」の三人として転生した。
御前零士(ごぜん れいじ)
3年なので幽子達の先輩。悪霊に脅され不幸な目にあい、中盤から何故か登場しなくなった。
南郷史絵
霊能力者。
鳥居ほたる
恐怖新聞の被害者。
大槻鈴枝
恐怖新聞の被害者。

用語

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恐怖新聞
1回読むたびに100日寿命が縮む新聞。
驚喜新聞
幽霊用の恐怖新聞。
合体霊魂
同種の魂が霊魂が結婚してひとつになった霊体。

既刊一覧

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  1. ISBN 978-4253054195
  2. ISBN 978-4253054201
  3. ISBN 978-4253054218
  4. ISBN 978-4253054225
  5. ISBN 978-4253054232
  6. ISBN 978-4253054249

関連項目

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