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息障院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
息障院

本堂
所在地 埼玉県比企郡吉見町御所146-1
位置 北緯36度2分57.4秒 東経139度26分53.6秒 / 北緯36.049278度 東経139.448222度 / 36.049278; 139.448222座標: 北緯36度2分57.4秒 東経139度26分53.6秒 / 北緯36.049278度 東経139.448222度 / 36.049278; 139.448222
山号 岩殿山[1]
院号 息障院
宗派 真言宗智山派
本尊 不動明王[1]
創建年 天平年間(729年 - 749年
開基 聖武天皇
中興年 応永年間(1394年 - 1428年
中興 良慶
文化財 木造不動明王坐像、絹本着色両界曼荼羅(以上、埼玉県指定有形文化財)、伝範頼館跡(埼玉県指定旧跡)
法人番号 3030005011433 ウィキデータを編集
息障院の位置(埼玉県内)
息障院
息障院
息障院 (埼玉県)
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息障院(そくしょういん)は、埼玉県比企郡吉見町にある真言宗智山派寺院

歴史

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天平年間(729年 - 749年)、聖武天皇の開基である。後に坂上田村麻呂蝦夷征討の成就を祈ったり、承平天慶の乱の際に平将門調伏を祈ったことから、朝廷より「りを(や)めさせる」という意味が込められた「息障院」の院号が与えられた[2]

元々は「吉見観音」で知られる安楽寺の隣にあり、一つの大伽藍を形成していた[3]

応永年間(1394年 - 1428年)に良慶が再興した際に現在地に移転した。現在地は元々源範頼の屋敷があったところである。その後は真言宗の「関東総談義所」が置かれ、300もの末寺を擁していた[2]

境内

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文化財

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  • 木造不動明王坐像(埼玉県指定有形文化財 昭和29年10月23日指定)[4]
  • 絹本着色両界曼荼羅(埼玉県指定有形文化財 平成15年3月18日指定)[5]
  • 伝範頼館跡(埼玉県指定旧跡 大正14年3月31日指定)[6]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b 新編武蔵風土記稿 御所村.
  2. ^ a b 稲葉博 著『関東古社名刹の旅(千葉・埼玉・神奈川編)』読売新聞社、1986年、133-135p
  3. ^ 吉見観音(安楽寺)吉見町
  4. ^ 埼玉県文化財目録埼玉県、58p
  5. ^ 埼玉県文化財目録埼玉県、56p
  6. ^ 埼玉県文化財目録埼玉県、113p

参考文献

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