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恵那神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
恵那神社

前宮拝殿
所在地 岐阜県中津川市中津川字正ヶ根3786(前宮)
位置 前宮:北緯35度26分36.5秒 東経137度32分0.9秒 / 北緯35.443472度 東経137.533583度 / 35.443472; 137.533583座標: 北緯35度26分36.5秒 東経137度32分0.9秒 / 北緯35.443472度 東経137.533583度 / 35.443472; 137.533583
奥宮:北緯35度26分25.7秒 東経137度36分1.2秒 / 北緯35.440472度 東経137.600333度 / 35.440472; 137.600333
主祭神 伊弉諾命
伊弉册命
社格 式内社(小)
県社
創建 不明
本殿の様式 流造
例祭 9月29日(前宮)
9月19日(奥宮)
地図
恵那神社の位置(岐阜県内)
前宮
前宮
奥宮
奥宮
地図
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8 km
奥宮
.
前宮
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鳥居
拝殿
恵那山山頂部にある奥宮

恵那神社(えなじんじゃ)は、岐阜県中津川市に鎮座する神社

祭神

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主祭神

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配祀

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歴史

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創建時期は不明。恵那山伊弉冉命天照大神を生んだ際の胞衣(えな へその緒のこと)を納めた地であり、かつては恵那山自体が御神体であったという。

やがて神仏習合により、恵那権現とも称されたという。この胞衣を洗い清めたのが宝永元年に豪雨による山崩れで消滅した血洗池で、現在は血洗神社がある。

延喜式神名帳より後に作成された『美濃国神名帳』には恵奈郡七社があり、恵那山山頂の社を恵奈神社、中津川市川上(かおれ)の社を加上明神と記されている。

恵那山頂には、摂社として葛城神社(一言主命)、富士神社(木花咲開姫神)、熊野神社(速玉男命)、神明神社(天照大神・豊受大神)、劔神社(天目一箇命)、一宮神社(猿田彦神)が祀られている。

かつて麓の里宮のあたりには別当寺宗泉寺もあって殿舎も多かったが、

天正2年(1574年)に武田勝頼から指令を受けた木曽義昌阿寺城を攻略した際に、寺や殿舎が壊敗したと伝わる[1]

元々は恵那山山頂が本宮、麓が前宮であったが、元和6年(1620年)に前宮を新たに造営し直した際に、本宮が奥宮、前宮が本宮に変更された。

明治6年(1873年)に郷社、大正14年(1925年)に県社となった。

恵那山を中心とし、西に恵那神社、東に阿智神社が位置している。

例祭

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  • 毎年9月29日の本宮の例祭では恵那文楽が奉納される。恵那文楽は岐阜県無形民俗文化財に指定されている[2]

恵那神社の夫婦杉

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本宮の前にある夫婦1966年(昭和41年)9月14日に、岐阜県の天然記念物に指定された。左側の夫杉が幹周り6.29 m・高さ47 m、右側の婦杉が幹周り5.48m・高さ46 m。推定樹齢が600~800年で、樹勢は旺盛である[3][4]

その他の文化財

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岐阜県指定重要文化財
  • 太刀 銘 貞綱[5]

所在地

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  • 岐阜県中津川市中津川字正ヶ根3786(本宮)

交通機関

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参考文献

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  • 『中津川市史 中巻Ⅰ』 近世(一) 第四章 村の生活 第七節 信仰 九 恵那大権現 p827~p834 中津川市 1988年
  • 『恵那郡史』 第三篇 平安時代 第十二章 神社佛教 恵奈神社・加上明神 p75 恵那郡教育会 大正15年

外部リンク

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脚注

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  1. ^ 御坂越記
  2. ^ 恵那文楽”. 岐阜県. 2012年10月16日閲覧。
  3. ^ 恵那神社の夫婦スギ”. 中津川市 (2009年1月28日). 2011年7月2日閲覧。
  4. ^ 恵那神社の夫婦スギ”. 岐阜県. 2014年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月16日閲覧。
  5. ^ 太刀 銘 貞綱”. 岐阜県. 2013年5月13日閲覧。