惟良貞道
表示
時代 | 平安時代初期 |
---|---|
生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
官位 | 従五位上・図書頭 |
主君 | 仁明天皇 |
氏族 | 惟良氏(惟良宿禰) |
惟良 貞道(これよし の さだみち)は、平安時代初期の貴族。伊勢介・惟良春道の近親か。官位は従五位上・図書頭。
経歴
[編集]淳和朝末の天長9年(832年)近親と想定される惟良春道が従五位下に叙爵されると、翌天長10年(833年)貞道も従五位下に昇叙される。
承和3年(836年)文章博士から図書頭に遷ると、仁明朝において10年以上に亘って図書頭を務める一方で、承和6年(839年)春道に次いで伊勢介任ぜられると、承和8年(841年)播磨権介、承和12年(845年)武蔵介、承和13年(846年)伊勢介と地方官を兼ねた。またこの間の承和12年(845年)従五位上に叙せられている。
官歴
[編集]『続日本後紀』による。
- 時期不詳:正六位上
- 天長10年(833年) 11月18日:従五位下
- 時期不詳:文章博士
- 承和3年(836年) 7月6日:図書頭
- 承和6年(839年) 正月11日:兼伊勢介
- 承和8年(841年) 3月20日:兼伊勢介。閏9月28日:兼播磨権介
- 承和12年(845年) 正月7日:従五位上。7月3日:兼武蔵介
- 承和13年(846年) 正月13日:兼伊勢介