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愛しておくれ (リトル・リチャードの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

愛しておくれ」(あいしておくれ、Send Me Some Lovin')は、1950年代に生まれたロックスタンダード曲

ジョン・マラスカルコが、レオ・プライス (Leo Price) とともに作詞作曲した。リトル・リチャード1957年2月のシングル「ルシール」のB面として発表された。また、1958年に発表した2枚目のスタジオ・アルバム『Little Richard』に収録された。

その他のバージョン

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クリケッツ英語版は、いち早く1957年のデビュー・アルバム『ザ・チャーピング・クリケッツ (The "Chirping" Crickets)』でこの曲をとり上げていた。このほか、様々なアーティストたちが吹き込んでおり[1]サム・クックバディ・ホリーブレンダ・リースティーヴィー・ワンダーハンク・ウィリアムズ・ジュニア英語版オーティス・レディングジョン・レノンなどによる録音がある。

サム・クックのバージョンは、Billboard Hot 100 チャートにおいて、1963年2月23日付で最高13位まで上昇した[2]

日本における普及

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リトル・リチャードのバージョンは、日本盤では「ルシヤ」ないし「ルシル」と題された「ルシール」のシングルB面に収められたほか、この曲と「ジェニ・ジェニ英語版」をカップリングさせたシングルも発売された。また、1963年には長沢純が、自らの日本語詞による歌唱でカバーし、シングルに収録した[3]

日本語題である「愛しておくれ」のほか、原題の音写である、「センド・ミー・サム・ラヴィン[4]、ないし、「センド・ミー・サム・ラビン」が曲名とされることもある[5]

脚注

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  1. ^ John Blaney (2005年6月6日). John Lennon: Listen to This Book. John Blaney. pp. 164–. ISBN 978-0-9544528-1-0. https://books.google.co.jp/books?id=ZuCZR7MiDA0C&pg=PA164&redir_esc=y&hl=ja 4 November 2011閲覧。 
  2. ^ Hot 100, February 23 1963”. Billboard. 2015年7月28日閲覧。
  3. ^ スリーファンキーズ”. ジャニーズ百科事典. 2015年7月25日閲覧。
  4. ^ If You Need Me / イフ・ユー・ニード・ミー”. ワーナーミュージック・ジャパン. 2015年7月28日閲覧。 “リトル・リチャードのカバー〈センド・ミー・サム・ラヴィン〉”
  5. ^ グレイテスト・ヒッツ サム・クック”. Neowing. 2015年7月28日閲覧。