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愛・至上主義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『愛・至上主義
Love, Pain & the Whole Crazy Thing』
キース・アーバンスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル カントリー
時間
レーベル キャピトル・ナッシュビル
プロデュース キース・アーバン、ダン・ハフ
キース・アーバン アルバム 年表
Days Go By
(2005年)
Love, Pain & the Whole Crazy Thing
(2006年)
Greatest Hits: 18 Kids
(2007年)
『Love, Pain & the Whole Crazy Thing』収録のシングル
  1. Once in a Lifetime
    リリース: 2006年8月22日
  2. Stupid Boy
    リリース: 2006年12月5日
  3. I Told You So
    リリース: 2007年5月8日
  4. Everybody
    リリース: 2007年9月18日
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専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
Allmusic4.5/5stars[1]

愛・至上主義 (英語: Love, Pain & the Whole Crazy Thing) は、オーストラリアカントリー歌手キース・アーバンの5枚目のスタジオ・アルバム。アメリカ合衆国において4枚目、キャピトル・ナッシュビルからザ・レンチ時代を含めて5枚目のアルバムである。2006年11月7日にリリースされた。シングルカットされた『Once in a Lifetime 』、『Stupid Boy 』、『I Told You So 』、『Everybody 』の4枚全てが『ビルボード』誌カントリー・チャートのトップ10にランクインした。アメリカレコード協会よりプラチナ2倍認定され、カナダおよびオーストラリアレコード産業協会からもプラチナ認定された。独自でプロデュースした『Tu Compañía 』、『Got It Right This Time 』以外はダン・ハフと共にプロデュースした。

詳細

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2006年9月2日号の『ビルボード』誌カントリー・チャートにおいて、先行シングル『Once in a Lifetime 』が初登場第17位となり、当時『ビルボード』誌カントリー・シングル・チャートの62年の歴史上、初登場順位が最高となった。ただしこの記録は翌2007年、第16位を獲得したケニー・チェズニーの『Don't Blink 』および第1位を獲得したガース・ブルックスの『More Than a Memory 』によって破られた。『Once in a Lifetime 』は最高順位第6位となった。他のシングルカット曲『Stupid Boy 』は最高第3位、『I Told You So 』は最高第2位、『Everybody 』は最高第5位となり、アーバンのアルバムで初めてシングルが第1位を獲得しなかった。ブルックス&ダンのロニー・ダンと初共演した『Raise the Barn 』は、2005年8月のハリケーン・カトリーナについて作曲された[2]

I Can't Stop Loving You 』はレオ・セイヤーの曲のカバーである。『Stupid Boy 』は作曲者のサラ・バクストンが以前にレコーディングしたことがある曲である。

収録曲一覧

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North American Track Listing
#タイトル作詞・作曲時間
1.ワンス・イン・ア・ライフタイム〜一生に一度の愛だから
Once in a Lifetime
ジョン・シャンクス、キース・アーバン
2.「Shine」モンティ・パウエル、アーバン
3.I Told You Soアーバン
4.I Can't Stop Loving Youビリー・ニコラス
5.「Won't Let You Down」アーバン
6.「Faster Car」アーバン
7.Stupid Boyサラ・バクストン、ディーナ・ブライアント、デイヴ・バーグ
8.「Used to the Pain」ダレル・ブラウン、アーバン
9.「Raise the Barn」(featuring ロニー・ダン)パウエル、アーバン
10.「God Made Woman」(コーラス:メトロ・ヴォイスィーズ; ボーイソプラノ: The Choristers of Reigate St. Mary)ヒラリー・リンジー、ゴーディ・サンプソン、スティーヴ・マケワン
11.「Tu Compañía」(バック・ヴォーカル: ヴァネッサ・ミロン、サラ・バクストン)パウエル、アーバン
12.Everybodyリチャード・マークス、アーバン
13.「Got It Right This Time」アーバン
iTunes bonus track
#タイトル作詞作曲・編曲時間
14.「Slow Turning」  

特記

  • 11曲目と13曲目はアーバンが独自でプロデュースし、残り全ての曲はアーバンがダン・ハフと共にプロデュースした。
  • 日本盤では『Raise the Barn 』がカットされ、13曲目に『Gotta Let It Go 』が追加された。インターナショナル盤では『Raise the Barn 』がカットされている。

演奏者およびスタッフ

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ライナーノーツによる関係者を以下に示す(アーバン、キャンベル以外は姓のアルファベット順): [2]

  • キース・アーバン – リード・ヴォーカル、バック・ヴォーカル、リード・ギター、アコースティック・ギター、バンジョー・ギター、イーボウ、スライド・ギター、ピアノ、マンドリン、ブズーキ、パーカッション、パプース、キーボード、ドラム・マシン、ベース・ギター
  • ベス・ビーソン – フレンチ・ホルン
  • トム・ブコヴァック – リズム・ギター
  • ラリー・コーベット – チェロ
  • エリック・ダークン – パーカッション
  • マーク・ドーシット – テナー・サックス
  • ダン・ダグモア – ペダル・スティール・ギター
  • ジェリー・フラワーズ – バック・ヴォーカル
  • バリー・グリーン – トロンボーン
  • マイク・ヘインズ – トランペット
  • エリン・ホーナー – フレンチ・ホルン
  • ダン・ハフ – リズム・ギター、アコースティック・ギター、パーカッション
  • クリス・マクヒュー – ドラム、パーカッション
  • ラミ・ジャフィー – ハモンド・オルガン
  • ティム・ラウアー – シンセサイザー、アコーディオン、ハーモニアム、パンプ・オルガン、ピアノ
  • ダグ・モファット – バリトン・サックス
  • モンティ・パウエル – ベース・ギター
  • エリック・リグラー – ティン・ホイッスル、イリアン・パイプス
  • ジミー・リー・スロアス – ベース・ギター
  • デイヴィッド・ストーン – アップライト・ベース
  • ラッセル・テレル – バック・ヴォーカル
  • ジョイ・ウォランド – フレンチ・ホルン
  • ジョナサン・ユドキン – フィドル
  • デイヴィッド・キャンベル - 弦楽アレンジ、指揮

全ての弦楽はナッシュビル・ストリング・マシンが演奏した。.

チャート

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チャート(2006年) 最高
順位
オーストラリア (ARIA)[3] 5
オーストリア (Ö3 Austria)[4] 23
カナダ (Billboard)[5] 2
ドイツ (Offizielle Top 100)[6] 32
Japanese Albums Chart (Oricon)[7] 174
スイス (Schweizer Hitparade)[8] 52
UK アルバムズ (OCC)[9] 73
US Billboard 200[10] 3
US Top Country Albums (Billboard)[11] 1

シングル

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最高順位
US Country US US AC AUS CAN GER UK
2006 "Once in a Lifetime" 6 31 26 18 66 194
2007 "en:Stupid Boy" 3 43
"I Told You So" 2 48 56
"Everybody" 5 64 71
"—" denotes releases that did not chart

認定

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国/地域 認定 認定/売上数
オーストラリア (ARIA)[12] Platinum 70,000^
カナダ (Music Canada)[13] Platinum 100,000^
アメリカ合衆国 (RIAA)[14] Platinum 1,000,000^

* 認定のみに基づく売上数
^ 認定のみに基づく出荷枚数

脚注

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  1. ^ Jurek, Thom. “Love, Pain & the Whole Crazy Thing review”. Allmusic. 18 July 2011閲覧。
  2. ^ a b Love, Pain & the Whole Crazy Thing (CD). Keith Urban. Capitol Records. 2006. 77087。
  3. ^ "Australiancharts.com – Keith Urban – Love, Pain & the Whole Crazy Thing". Hung Medien.
  4. ^ "Austriancharts.at – Keith Urban – Love, Pain & the Whole Crazy Thing" (in German). Hung Medien.
  5. ^ "Keith Urban Chart History (Canadian Albums)". Billboard.
  6. ^ "Officialcharts.de – Keith Urban – Love, Pain & the Whole Crazy Thing". GfK Entertainment Charts.
  7. ^ キース・アーバンのCDアルバムランキング、キース・アーバンのプロフィールならオリコン芸能人事典-ORICON STYLE”. Oricon.co.jp. 2013年4月23日閲覧。
  8. ^ "Swisscharts.com – Keith Urban – Love, Pain & the Whole Crazy Thing". Hung Medien.
  9. ^ "Keith Urban | Artist | Official Charts". UK Albums Chart.
  10. ^ "Keith Urban Chart History (Billboard 200)". Billboard.
  11. ^ "Keith Urban Chart History (Top Country Albums)". Billboard.
  12. ^ "ARIA Charts – Accreditations – 2006 Albums" (PDF). Australian Recording Industry Association. {{cite web}}: Cite webテンプレートでは|access-date=引数が必須です。 (説明)
  13. ^ "Canadian album certifications – Keith Urban – Love, Pain & the Whole Crazy Thing". Music Canada. {{cite web}}: Cite webテンプレートでは|access-date=引数が必須です。 (説明)
  14. ^ "American album certifications – Keith Urban – Love, Pain & the Whole Crazy Thing". Recording Industry Association of America. {{cite web}}: Cite webテンプレートでは|access-date=引数が必須です。 (説明)
先代
Small Town Girl by ケリー・ピックラー
トップ・カントリー・アルバムnumber-one album
2006年11月25日–12月15日
次代
Some Hearts by キャリー・アンダーウッド