愛・至上主義
『愛・至上主義 Love, Pain & the Whole Crazy Thing』 | ||||
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キース・アーバン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | カントリー | |||
時間 | ||||
レーベル | キャピトル・ナッシュビル | |||
プロデュース | キース・アーバン、ダン・ハフ | |||
キース・アーバン アルバム 年表 | ||||
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『Love, Pain & the Whole Crazy Thing』収録のシングル | ||||
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専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
Allmusic | [1] |
愛・至上主義 (英語: Love, Pain & the Whole Crazy Thing) は、オーストラリア人カントリー歌手キース・アーバンの5枚目のスタジオ・アルバム。アメリカ合衆国において4枚目、キャピトル・ナッシュビルからザ・レンチ時代を含めて5枚目のアルバムである。2006年11月7日にリリースされた。シングルカットされた『Once in a Lifetime 』、『Stupid Boy 』、『I Told You So 』、『Everybody 』の4枚全てが『ビルボード』誌カントリー・チャートのトップ10にランクインした。アメリカレコード協会よりプラチナ2倍認定され、カナダおよびオーストラリアレコード産業協会からもプラチナ認定された。独自でプロデュースした『Tu Compañía 』、『Got It Right This Time 』以外はダン・ハフと共にプロデュースした。
詳細
[編集]2006年9月2日号の『ビルボード』誌カントリー・チャートにおいて、先行シングル『Once in a Lifetime 』が初登場第17位となり、当時『ビルボード』誌カントリー・シングル・チャートの62年の歴史上、初登場順位が最高となった。ただしこの記録は翌2007年、第16位を獲得したケニー・チェズニーの『Don't Blink 』および第1位を獲得したガース・ブルックスの『More Than a Memory 』によって破られた。『Once in a Lifetime 』は最高順位第6位となった。他のシングルカット曲『Stupid Boy 』は最高第3位、『I Told You So 』は最高第2位、『Everybody 』は最高第5位となり、アーバンのアルバムで初めてシングルが第1位を獲得しなかった。ブルックス&ダンのロニー・ダンと初共演した『Raise the Barn 』は、2005年8月のハリケーン・カトリーナについて作曲された[2]。
『I Can't Stop Loving You 』はレオ・セイヤーの曲のカバーである。『Stupid Boy 』は作曲者のサラ・バクストンが以前にレコーディングしたことがある曲である。
収録曲一覧
[編集]# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「ワンス・イン・ア・ライフタイム〜一生に一度の愛だから Once in a Lifetime」 | ジョン・シャンクス、キース・アーバン | |
2. | 「Shine」 | モンティ・パウエル、アーバン | |
3. | 「I Told You So」 | アーバン | |
4. | 「I Can't Stop Loving You」 | ビリー・ニコラス | |
5. | 「Won't Let You Down」 | アーバン | |
6. | 「Faster Car」 | アーバン | |
7. | 「Stupid Boy」 | サラ・バクストン、ディーナ・ブライアント、デイヴ・バーグ | |
8. | 「Used to the Pain」 | ダレル・ブラウン、アーバン | |
9. | 「Raise the Barn」(featuring ロニー・ダン) | パウエル、アーバン | |
10. | 「God Made Woman」(コーラス:メトロ・ヴォイスィーズ; ボーイソプラノ: The Choristers of Reigate St. Mary) | ヒラリー・リンジー、ゴーディ・サンプソン、スティーヴ・マケワン | |
11. | 「Tu Compañía」(バック・ヴォーカル: ヴァネッサ・ミロン、サラ・バクストン) | パウエル、アーバン | |
12. | 「Everybody」 | リチャード・マークス、アーバン | |
13. | 「Got It Right This Time」 | アーバン |
特記
- 11曲目と13曲目はアーバンが独自でプロデュースし、残り全ての曲はアーバンがダン・ハフと共にプロデュースした。
- 日本盤では『Raise the Barn 』がカットされ、13曲目に『Gotta Let It Go 』が追加された。インターナショナル盤では『Raise the Barn 』がカットされている。
演奏者およびスタッフ
[編集]ライナーノーツによる関係者を以下に示す(アーバン、キャンベル以外は姓のアルファベット順): [2]
- キース・アーバン – リード・ヴォーカル、バック・ヴォーカル、リード・ギター、アコースティック・ギター、バンジョー・ギター、イーボウ、スライド・ギター、ピアノ、マンドリン、ブズーキ、パーカッション、パプース、キーボード、ドラム・マシン、ベース・ギター
- ベス・ビーソン – フレンチ・ホルン
- トム・ブコヴァック – リズム・ギター
- ラリー・コーベット – チェロ
- エリック・ダークン – パーカッション
- マーク・ドーシット – テナー・サックス
- ダン・ダグモア – ペダル・スティール・ギター
- ジェリー・フラワーズ – バック・ヴォーカル
- バリー・グリーン – トロンボーン
- マイク・ヘインズ – トランペット
- エリン・ホーナー – フレンチ・ホルン
- ダン・ハフ – リズム・ギター、アコースティック・ギター、パーカッション
- クリス・マクヒュー – ドラム、パーカッション
- ラミ・ジャフィー – ハモンド・オルガン
- ティム・ラウアー – シンセサイザー、アコーディオン、ハーモニアム、パンプ・オルガン、ピアノ
- ダグ・モファット – バリトン・サックス
- モンティ・パウエル – ベース・ギター
- エリック・リグラー – ティン・ホイッスル、イリアン・パイプス
- ジミー・リー・スロアス – ベース・ギター
- デイヴィッド・ストーン – アップライト・ベース
- ラッセル・テレル – バック・ヴォーカル
- ジョイ・ウォランド – フレンチ・ホルン
- ジョナサン・ユドキン – フィドル
- デイヴィッド・キャンベル - 弦楽アレンジ、指揮
全ての弦楽はナッシュビル・ストリング・マシンが演奏した。.
チャート
[編集]チャート(2006年) | 最高 順位 |
---|---|
オーストラリア (ARIA)[3] | 5 |
オーストリア (Ö3 Austria)[4] | 23 |
カナダ (Billboard)[5] | 2 |
ドイツ (Offizielle Top 100)[6] | 32 |
Japanese Albums Chart (Oricon)[7] | 174 |
スイス (Schweizer Hitparade)[8] | 52 |
UK アルバムズ (OCC)[9] | 73 |
US Billboard 200[10] | 3 |
US Top Country Albums (Billboard)[11] | 1 |
シングル
[編集]年 | 題 | 最高順位 | ||||||
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US Country | US | US AC | AUS | CAN | GER | UK | ||
2006 | "Once in a Lifetime" | 6 | 31 | 26 | 18 | — | 66 | 194 |
2007 | "en:Stupid Boy" | 3 | 43 | — | — | — | — | — |
"I Told You So" | 2 | 48 | — | — | 56 | — | — | |
"Everybody" | 5 | 64 | — | — | 71 | — | — | |
"—" denotes releases that did not chart |
認定
[編集]国/地域 | 認定 | 認定/売上数 |
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オーストラリア (ARIA)[12] | Platinum | 70,000^ |
カナダ (Music Canada)[13] | Platinum | 100,000^ |
アメリカ合衆国 (RIAA)[14] | Platinum | 1,000,000^ |
* 認定のみに基づく売上数 |
脚注
[編集]- ^ Jurek, Thom. “Love, Pain & the Whole Crazy Thing review”. Allmusic. 18 July 2011閲覧。
- ^ a b Love, Pain & the Whole Crazy Thing (CD). Keith Urban. Capitol Records. 2006. 77087。
- ^ "Australiancharts.com – Keith Urban – Love, Pain & the Whole Crazy Thing". Hung Medien.
- ^ "Austriancharts.at – Keith Urban – Love, Pain & the Whole Crazy Thing" (in German). Hung Medien.
- ^ "Keith Urban Chart History (Canadian Albums)". Billboard.
- ^ "Officialcharts.de – Keith Urban – Love, Pain & the Whole Crazy Thing". GfK Entertainment Charts.
- ^ “キース・アーバンのCDアルバムランキング、キース・アーバンのプロフィールならオリコン芸能人事典-ORICON STYLE”. Oricon.co.jp. 2013年4月23日閲覧。
- ^ "Swisscharts.com – Keith Urban – Love, Pain & the Whole Crazy Thing". Hung Medien.
- ^ "Keith Urban | Artist | Official Charts". UK Albums Chart.
- ^ "Keith Urban Chart History (Billboard 200)". Billboard.
- ^ "Keith Urban Chart History (Top Country Albums)". Billboard.
- ^ "ARIA Charts – Accreditations – 2006 Albums" (PDF). Australian Recording Industry Association.
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引数が必須です。 (説明) - ^ "Canadian album certifications – Keith Urban – Love, Pain & the Whole Crazy Thing". Music Canada.
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: Cite webテンプレートでは|access-date=
引数が必須です。 (説明) - ^ "American album certifications – Keith Urban – Love, Pain & the Whole Crazy Thing". Recording Industry Association of America.
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: Cite webテンプレートでは|access-date=
引数が必須です。 (説明)
先代 Small Town Girl by ケリー・ピックラー |
トップ・カントリー・アルバムnumber-one album 2006年11月25日–12月15日 |
次代 Some Hearts by キャリー・アンダーウッド |