愛国女子—紅武士道
愛国女子—紅武士道 | |
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The CHERRY BUSHIDO | |
監督 | 赤羽博 |
脚本 | 大川咲也加 |
原作 | 大川隆法 |
製作 | 総合プロデューサー:大田薫、佐藤直史 (IRH Press Co., Ltd.) |
製作総指揮 | 大川隆法 |
出演者 |
千眼美子 田中宏明 希島凛 なりたりな 市原綾真 西岡德馬 大島さと子 中条きよし 国広富之 小西博之 |
音楽 | 水澤有一 |
主題歌 |
『愛国女子は往く』 歌:篠原紗英 |
撮影 | 木村弘一(J.S.C.) |
編集 | 新井孝夫 |
制作会社 | ジャンゴフィルム |
製作会社 | 幸福の科学出版 |
配給 |
日活 配給協力:東京テアトル |
公開 |
2022年2月18日 2022年3月11日 2022年3月25日 2022年4月8日 |
上映時間 | 126分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 7億7300万円[1] |
『愛国女子—紅武士道』(あいこくじょし くれないぶしどう、英:The CHERRY BUSHIDO )は、幸福の科学出版製作による2022年2月18日公開の実写日本映画。監督は 赤羽博、主演は千眼美子[2]。
概要
[編集]幸福の科学の第24作目の劇場用作品。劇場用実写映画作品としては15作目。
過去の「幸福の科学の映画」『ノストラダムス戦慄の啓示』(1994年)、『ファイナル・ジャッジメント』(2012年6月)、『神秘の法 The MYSTICAL LAWS』(2012年10月)で描かれた近未来の予言が、中国・北朝鮮の現状から現実味を帯びてきた[3]2022年の今。その対策として、今こそ、この国に武士(もののふ)の精神を取り戻すための思想を提示する映画である[4]。
2021年11月5日、映画公開日が決定し、特報映像やメイン出演キャストなどが公表された[5][6]。
2022年2月15日、映画公開直前にマスコミ向け試写会と映画関係者へのインタビューが行われた[7][8]。
劇場公開
[編集]日本国内では、231館(一部で2月19日開始)で公開[9][10]。
公開初日の舞台あいさつは、シネマート新宿 スクリーン1 で行われる[11]。
2022年2月18日、シネマート新宿で公開初日の舞台あいさつが行われた。 赤羽博監督、大田薫総合プロデューサー、主演の千眼美子、共演の田中宏明、主題歌「愛国女子は往く」を担当した歌手の篠原紗英の5人が登壇した[12][13][14]。
このメンバーから映画撮影でのエピソードなどが語られた[15][16][17][18] (ダイジェスト映像[19])。
同年3月11日より北米(アメリカ・カナダ)での劇場で英語吹替版が上映開始となった[20][21]。
同年4月8日より、台湾での劇場公開も始まる。台北をはじめ新竹・台中・台南・高雄など10か所で上映[22]。
映画動員ランキング
[編集]興行通信社調べによる日本全国週末映画動員ランキング
- 第1週目、2022年2月19日・20日、第2位[23]。
- 土日2日間で動員11万7000人、興収1億4600万円
- 初日2月18日から3日間の累計では動員15万4000人、興収1億9300万円であった[24]。
登場人物・キャスト
[編集]- 大和 静(やまと しずか)
- 演 - 千眼美子
- 東京都内の大学「純正大学」に通う大学4年生。ある日、街で芸能事務所の人物にスカウトされる。剣道の道場主である父に鍛えられており、剣道4段で全国大会優勝の実力を持つ[31]。高山悟志ら日本救済会議の同志に誘われ、そのミッションに参加してゆく。精神の鍛練を行い、霊界での黄泉大魔神との決戦に臨む。
- 高山 悟志(たかやま さとし)
- 演 - 田中宏明
- 芸能事務所「ライジン・スター」の社長を名乗る人物。NPO「日本の未来を守る会」の会長。しかし、その実態は「日本救済会議」という団体の事務局長であり、日本の国を守るために活動している。日本が滅亡の危機に晒されていることを大和静に告げ、日本を救うという大きな使命感とともに大和静を導いていく。[31]
- 大和 信現(やまと しんげん)
- 演 - 西岡德馬
- 大和静の父親。剣道の道場「大和一心館」(やまといっしんかん)の10代目道場主である。剣の道は武(もののふ)の精神、大和魂を次代の若者に継がせていこうとする[32]。
- 李 才華(り さいか)
- 演 - 希島凛
- 台湾人の父親と日本人の母親を持つ。勝気な性格で、幼いころから空手を習っている。ソドラ共和国の実態と陰謀を知り、祖国である台湾や日本を守るための活動に取り組んでいる。NPO「日本の未来を守る会」会員。
- 日野 実千(ひの みち)
- 演 - なりたりな
- 芸能事務所「ライジン・スター・プロダクション」に所属のタレント。芸名 MICHI を名乗り、その仕事で「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」のイメージ・ガールを務める。NPO「日本の未来を守る会」会員。
- 神谷 遼太郎(かみたに りょうたろう)
- 演 - 市原綾真
- 政治に携わる神谷幸雄の息子。幼い頃は、理想に燃えて政治活動に取り組む父親を尊敬し、自身も将来政治家を志していた。しかし、成長するに従い父と考えがすれ違うようになっていった。情に厚く、仲間思いの青年。NPO「日本の未来を守る会」会員。大和静が授かった予言を元に、父の神谷幸雄に難波総理への進言を依頼する。
- 安西 亮(あんざい りょう)
- 演 - 青木涼
- 芸能事務所「ライジン・スター」のスカウトマンを名乗り、大和静に声をかけてきた青年。NPO「日本の未来を守る会」会員。
- 大和 信(やまと しん)
- 演 - 伊瀬太陽
- 大和静の弟。大学進学を目指す受験生。黄泉大魔神の魔の手にかかりさらわれてしまう。
- 大和 陽子(やまと ようこ)
- 演 - 大島さと子
- 静と信の母親。家庭を守り、夫を支える良妻賢母。
- 難波 義弘(なんば よしひろ)
- 演 - 中条きよし
- 日本国の内閣総理大臣。ソドラ共和国のミサイル発射に狼狽する。それに対する発言「まことに遺憾である。」「最も強い言葉で非難する。」。神谷補佐官からの進言を受けて、日本防衛の決断をする。
- 手塚 正治(てづか まさはる)
- 演 - 小西博之
- 難波政権での防衛大臣。ソドラ共和国のミサイル発射に対する対策を述べて、難波総理からの日本防衛の対策を実施する。
- 神谷 幸雄(かみたに ゆきお)
- 演 - 国広富之
- 難波政権での首相補佐官。神谷遼太郎の父。遼太郎との意見の食い違いを指摘し悩んでいた。過去に大和一心館に所属し、大和信現から指導を受けていた。剣道三段。遼太郎からの「大和静が授かった予言」を聞き入れ、難波総理に日本防衛のための進言をする。
- 黄泉大魔神(よみ だいまじん)
- 演 - 笠原竜司
- 日本の滅亡を企て、霊的世界から日本人大衆の心を操っている存在。
- 内田チエミ
- 演 - 泉川朱里
- 大和静の大学での友人。授業が休講になり、一緒に愛国神宮に参拝したり、カフェに行きスイーツのハチミツ・ロールを食べる。ライジン・スター・プロダクションのスカウトに応じた大和静についてゆく。
- 司会者「白熱!時事問題」
- 演 - 大浦龍宇一
- 「白熱!時事問題」の出演者
- 中島:演 - 高井純子、黒木:演 - 岡田謙、大学生:演 - 中村光満、専門家:演 - 篠原さとし、会社員:演 - 坂東睦月、高校生:演 - 高木心朗
- 新原駅前での出演者
- 演 - 小西充恭、和泉さくら、伊瀬光、天城太智、荒川浩平、橘薫
- 採用担当者 帝都新聞
- 演 - 小久保丈二、小川隆市
- 古沼官房長官
- 演 - 古満寛人
- 街頭インタビュー
- 会社員:演 - 松岡蓮、学生:演 - 永井兼介
- 日本救済会議 会議参加者
- 役員:演 - 宮沢大地、竹本純平、アジア人女性:演 - Mari Nihei
- 李才華の母
- 演 - 吉澤智美
- 李才華の妹 李彩華
- 演 - 西脇こころ
- 神谷遼太郎の母
- 演 - 村井美和
- 通行人のカップル・女性・安西亮の彼女
- 演 - 深沢莉子
- 女性アナウンサー テレビでの司会
- 演 - 水月ゆうこ
- 金井達一 ジャーナリスト テレビでのコメンテーター
- 演 - 津村和幸
- 原田啓太 国際政治学者 テレビでのコメンテーター
- 演 - 宮川浩明
スタッフ
[編集]- 制作総指揮・原作:大川隆法
- 監督:赤羽博
- 脚本:大川咲也加
- 音楽:水澤有一 (Miz Music Inc.)
- 総合プロデューサー:大田薫、佐藤直史 (IRH Press Co., Ltd.)
- プロデューサー:小島一郎、富川水亜、打樋洋一(HS Productions,LLC)
- アソシエイトプロデューサー:山本章
- ラインプロデューサー:田中誠一
- 撮影:木村弘一(J.S.C.)
- 照明:椎野茂
- 美術:北谷岳之
- 装飾:山本信毅
- 録音:林昭一
- 編集:新井孝夫
- VFXプロデューサー:浅野秀二
- VFXディレクター:横石淳
- スタイリスト:MICHIKO
- ヘアメイク:小野かおり
- 整音:石貝洋
- サウンドデザイン:石井和之
- 音響効果:佐々木淳一
- スプリクター(記録):今井文子
- アクションコレオグラファー:森﨑えいじ
- 特殊スタイリスト:百武朋
- 監督補:三觜智大
- 助監督:八神隆治
- 制作担当:高橋喜久雄
- 製作:幸福の科学出版
- 製作協力:ARI Production、ニュースター・プロダクション
- 制作プロダクション:ジャンゴフィルム
- 配給:日活
- 配給協力:東京テアトル
映像ソフト
[編集]- DVD『映画「愛国女子-紅武士道」』
- 収録内容:
- 1. 映画本編 126分、
- 販売元:幸福の科学出版
- 型番: K 2015
- 発売日:2023年1月18日
- EAN 4582316053001、JAN 4582316053001、ASIN B0BPVQDN7B
- 書店販売用 ISBN 978-4-8233-0395-1、ASIN 4823303954
- 収録内容:
- Blu-ray『映画「愛国女子-紅武士道」』
- 収録内容:上記DVDと同じ。
- 販売元:幸福の科学出版
- 型番: K 2016
- 発売日:2023年1月18日
- EAN 4582316053018、JAN 4582316053018、ASIN B0BPVGBQGD
- 書店販売用 ISBN 978-4-8233-0396-8、ASIN 4823303962
- 愛蔵版 特典映像付き Blu-ray『映画「愛国女子-紅武士道」』
- 収録内容:2枚組
- 〔Disk1〕Blu-ray 映画本編
- 〔Disk2〕DVD 特典映像
- 販売元:幸福の科学出版
- 型番: K 2017
- 発売日:2023年1月18日
- EANコード:無し
- 収録内容:2枚組
- 映像配信、各種動画配信サイトにて配信
参考文献
[編集]- 『映画「愛国女子—紅武士道」公式ガイドブック』編者:「愛国女子」製作プロジェクト、幸福の科学出版、2022年1月12日、ISBN 978-4-8233-0324-1
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 『キネマ旬報』 2023年3月下旬特別号 p.41
- ^ SANKEI DIGITAL INC. (2021年11月6日). “千眼美子が祖国・日本を救う 「愛国女子―紅武士道」2・18公開”. サンスポweb. 産経新聞社. 2021年11月7日閲覧。
- ^ 『映画「愛国女子—紅武士道」原作集 - 司馬遼太郎の霊言、吉田松陰の霊言』大川隆法、2022年2月2日、幸福の科学出版、ISBN 978-4-8233-0332-6 p112
- ^ 『映画「愛国女子—紅武士道」公式ガイドブック』編者:「愛国女子」製作プロジェクト、2022年1月12日、幸福の科学出版、ISBN 978-4-8233-0324-1 p4,p19
- ^ “映画「愛国女子─紅武士道」が2022年2月18日に公開決定! 本ビジュアル・特報映像も到着”. ザ・リバティWeb. IRH Press Co.,Ltd. (2021年11月5日). 2021年11月7日閲覧。
- ^ “『愛国女子―紅武士道』2022年2月18日公開決定!”. 映画ログプラス (2021年11月6日). 2021年11月7日閲覧。
- ^ “現実世界と霊界、双方から日本に迫る危機 祖国を守る若者たち描く 映画「愛国女子―紅武士道」18日公開”. zakzak夕刊フジ. 産経新聞社 (2022年2月17日). 2022年2月17日閲覧。
- ^ 「日刊ゲンダイ」2022年2月17日(2月16日発売)
- ^ “劇場情報_愛国女子-紅武士道”. 映画館に行こう!. 2022年2月15日閲覧。
- ^ TSUMIKI INC.. “愛国女子ー紅武士道の映画情報”. Filmarks映画. 2022年2月15日閲覧。
- ^ “映画『愛国女子―紅武士道』初日舞台挨拶開催決定”. 映画『愛国女子—紅武士道』公式ウェブサイト. 幸福の科学出版 (2022年2月10日). 2022年2月17日閲覧。
- ^ “映画「愛国女子─紅武士道」が公開 初日舞台挨拶開催!”. ザ・リバティWeb. 幸福の科学出版 (2022年2月18日). 2022年2月18日閲覧。
- ^ “映画「愛国女子-紅武士道」初日舞台挨拶レポート”. Are-You-Happy (2022年2月19日). 2022年2月19日閲覧。
- ^ “千眼美子が出演映画の舞台あいさつ「いままでにない緊張感がありました」”. 東スポweb (2022年2月18日). 2022年2月18日閲覧。
- ^ “千眼美子主演映画で女剣士を演じる「真の武士道の高みには及ばず、自身の未熟さを痛感」”. 日刊スポーツ (2022年2月18日). 2022年2月18日閲覧。
- ^ “映画「愛国女子―紅武士道」公開シネマート新宿で初日舞台挨拶 千眼美子「愛国男子が必要です!」”. zakzak by夕刊フジ. 産経新聞社 (2022年2月19日). 2022年2月19日閲覧。
- ^ “映画「愛国女子―紅武士道」初日舞台あいさつに千眼美子が登壇”. サンスポweb. 産経新聞社 (2022年2月19日). 2022年2月19日閲覧。
- ^ (C)デイリースポーツ (2022年2月19日). “千眼美子「今までにない緊張感」 主演映画「愛国女子-紅武士道」初日舞台あいさつ”. デイリースポーツ. デイリースポーツ. 2022年2月19日閲覧。
- ^ 千眼美子「多くの愛国女子と愛国男子が必要です!」映画『愛国女子-紅武士道』初日舞台挨拶 - YouTube
- ^ “映画『愛国女子―紅武士道』海外での上映開始!”. 映画『愛国女子―紅武士道』公式サイト. IRH Press (2022年3月11日). 2022年3月18日閲覧。
- ^ “英語版 映画『愛国女子―紅武士道』公式サイト”. 英語版 映画『愛国女子―紅武士道』公式サイト. IRH Press (2022年2月18日). 2022年3月18日閲覧。
- ^ “映画『愛国女子―紅武士道』台湾での上映決定!”. 映画『愛国女子―紅武士道』公式サイト (2022年4月8日). 2022年4月14日閲覧。
- ^ “トムホ主演2作品がヒット!新作4本初登場 映画週末興行成績”. シネマトゥデイ. (2022年2月21日) 2022年2月21日閲覧。
- ^ “『劇場版 呪術廻戦 0』が5週連続で首位に君臨!2位の『愛国女子〜』、3位の『アンチャーテッド』など新作4本が初登場(2月19日-2月20日)”. CINEMAランキング通信. (2022年2月21日) 2022年2月21日閲覧。
- ^ “『劇場版 呪術廻戦 0』が6週連続で首位を獲得!3位に『ナイル殺人事件』、9位に『ドリームプラン』が初登場(2月26日-2月27日)”. CINEMAランキング通信. (2022年2月28日) 2022年3月2日閲覧。
- ^ “『ナイル殺人事件』初登場3位 『呪術廻戦』が6週連続首位で累計121億突破”. シネマトゥデイ. (2022年2月28日) 2022年3月2日閲覧。
- ^ “『ドラえもん』最新作が初登場1位を獲得!2位に『余命10年』、6位に『あんさんぶるスターズ〜』が初登場(3月5日-3月6日)”. CINEMAランキング通信. (2022年3月7日) 2022年3月8日閲覧。
- ^ “『映画ドラえもん』1年越し公開の新作が大ヒット!『余命10年』は3億突破で2位の好スタート”. シネマトゥデイ. (2022年3月7日) 2022年3月8日閲覧。
- ^ “『ドラえもん』が2週連続で1位を獲得!3位に『THE BATMAN〜』、5位に『ウェディング・ハイ』など新作4本が初登場(3月12日-3月13日)”. CINEMAランキング通信. (2022年3月18日) 2022年3月15日閲覧。
- ^ “『ザ・バットマン』など新作4本が初登場 『余命10年』は平日も好稼働で2位キープ”. シネマトゥデイ. (2022年3月14日) 2022年3月18日閲覧。
- ^ a b 『映画「愛国女子—紅武士道」公式ガイドブック』
- ^ © 2021 IRH Press (2021年11月5日). “NEWS 映画『愛国女子―紅武士道』特報映像解禁!”. 映画「愛国女子―紅武士道」公式サイト. 幸福の科学出版. 2021年11月7日閲覧。
- ^ 映画『愛国女子—紅武士道』公式ページより
- ^ 『映画パンフレット「愛国女子—紅武士道」』より
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 映画『愛国女子—紅武士道』 - 日本語 公式ウェブサイト
- 映画『愛国女子—紅武士道』 - 英語 公式ウェブサイト
- 映画『愛国女子—紅武士道』 - 台灣幸福科學出版 Facebook
- 映画『愛国女子—紅武士道』特報動画 - YouTube
- 映画『愛国女子—紅武士道』 - KINENOTE - キネマ旬報映画データベース