愛洲の館
愛洲の館 | |
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施設情報 | |
正式名称 | 愛洲の館 |
専門分野 | 愛洲氏 |
事業主体 | 南伊勢町 |
延床面積 | 765 m2[1] |
開館 | 1995年4月1日[1] |
所在地 |
〒516-0101 三重県度会郡南伊勢町五ヶ所浦2366[2] |
位置 | 北緯34度21分19.5秒 東経136度42分07.6秒 / 北緯34.355417度 東経136.702111度座標: 北緯34度21分19.5秒 東経136度42分07.6秒 / 北緯34.355417度 東経136.702111度 |
アクセス | 五ヶ所バスセンターから徒歩10分[2] |
プロジェクト:GLAM |
愛洲の館(あいすのやかた)は、三重県度会郡南伊勢町五ヶ所浦2366にある資料館。1995年(平成7年)4月1日に開館した[1]。
特色
[編集]五ヶ所浅間山(五ヶ所富士)の南麓には五ヶ所城跡があり、南北朝時代から戦国時代にかけて豪族の愛洲氏が居城としていたとされる[3][2]。五ヶ所城跡は三重県指定史跡に指定されており、すぐ近くの五ヶ所川沿いにあるのが郷土資料館の愛洲の館である[3][2]。愛洲氏一族で剣道家の愛洲久忠(愛洲移香斎)に関する展示もある[2]。
剣道場が併設されており[1]、愛洲移香斎杯少年剣道大会が開催される。剣道場は剣道以外の目的にも使用されている[4]。
歴史
[編集]前史
[編集]1967年(昭和42年)頃、南勢町立穂原小学校の山本保一校長が資料館の必要性を訴えた[5]。穂原小学校の一室に民俗資料を展示すると、1975年(昭和50年)にはこの一室が南勢町民俗資料室となった[5]。穂原小学校の改築の際には旧五ヶ所町役場の一部に移動し、1984年(昭和59年)には建物の取り壊しのために旧穂原村役場に移動した[5]。
1985年(昭和60年)8月4日、愛洲の館の前身となる南勢町立民俗資料館が開館した[5]。水道課があった建物の4階を改造して資料館としたものである[5]。
開館
[編集]1995年(平成7年)3月28日に竣工し、4月1日に開館した[4][1]。鉄筋コンクリート構造平屋建ての床面積765 m2の建物で、総工費は2億9600万円であった[4][1]。国土庁が提案したリフレッシュふるさと推進事業の補助事業として採択されている[4]。完成式では柳生新陰流志道館長の森十郎による居合と地元の古武道家による演武が披露された[1]。独特な社会教育施設として話題を呼んだ[4]。
利用案内
[編集]アクセス
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 南勢町誌編纂委員会 編『改訂増補 南勢町誌 下巻』南勢町、2004年。
- 三重県高等学校日本史研究会 編 編『三重県の歴史散歩』山川出版社〈歴史散歩24〉、2007年7月25日、318p頁。ISBN 978-4-634-24624-9。
関連項目
[編集]- 中世古祥道 - 愛洲氏研究者。元館長。