愛田真夕美
愛田真夕美 | |
---|---|
生誕 |
1月19日 日本 長崎県佐世保市 |
国籍 | 日本 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1978年 - |
ジャンル | 少女漫画・レディースコミック |
代表作 |
|
公式サイト | 公式ウェブサイト |
愛田 真夕美(あいだ まゆみ)は、長崎県佐世保市出身、佐世保市在住[1][2]の漫画家。血液型はA型。
略歴
[編集]高校を卒業した1978年にデビュー[2]。初掲載は同年の『花とゆめ』14号『はっぴい♥えんどストーリー』[3]。その後は同誌に読み切り作品を発表。1979年の21・22号に『Oh!われら劣等生徒会』を連続掲載の後、1980年の2号から5号、11号から16号に同作を初連載した[4]。1980年から1981年にかけて『とっておきのA❤B❤C❤』[5]、1981年後半に『ドラねこ☆フーリング』[6]、1982年には『ばいばいC-BOY』を連載し[7]、明るいコメディタッチの作品を発表していった。そんな中、1981年に花とゆめ増刊号にてダークな作風の『マリオネット』を発表。第2作目となる『白い闇は聖女』から本誌掲載となり『猫の目』『鳶色の童話』とシリーズの読切を本誌で発表、1983年から1987年にかけての同シリーズの長期連載となった。
なお、シリーズ第1作となる作品は増刊号に掲載されたため「とっておきのABC 第1巻」の巻末に収録されている。のちに白泉社文庫で1巻の巻頭に収録、花とゆめコミックスには未収録であった同シリーズ最後の短編読み切りも第4巻に収録されている。
1990年代以降はレディースコミックやホラー系の漫画誌に活動の場を移し、『Silky』や『ハロウィン』を経て『まんがグリム童話』などでも作品を発表している。
2011年、東日本震災チャリティー合同本として『Love Gothic』のなかで『マリオネット』のスピンオフ作品を描いている。それを加筆、修正した作品がシリーズの商業誌での33年ぶりの新作として、2021年に『ホラーシルキー』Vol.9(白泉社)に主人公ダニエルの息子ニコルを狙う悪意を描いた「マリオネット 死神と操り人形」が掲載された[8]。
主な作品
[編集]- Oh!われら劣等生徒会(白泉社 花とゆめコミックス、1980 - 1981年)
- とっておきのA♥B♥C(白泉社 花とゆめコミックス、1981年)
- ドラねこ★フーリング(白泉社 花とゆめコミックス、1982 - 1983年)
- マリオネット(白泉社 花とゆめコミックス、1983 - 1987年)
- ばいばいC-BOY(白泉社 花とゆめコミックス、1983年)
- 猫夜叉(白泉社レディースコミックス、1990年)
- コールナンバー“X”(白泉社レディースコミックス、1991 - 1992年)
- 眠れる魔女(白泉社レディースコミックス、1991年)
- 闇に消えた子守唄(白泉社レディースコミックス、1992年)
- 天女伝説(白泉社レディースコミックス、1992年)
- エクスタシーリップス(白泉社レディースコミックス、1993年)
- ベイビーウォーズ(秋田レディースコミックスデラックス、1995年)
- からくりお嬢様(朝日ソノラマ ハロウィン少女コミック館、1995年)
- 魔夜の赤い靴(朝日ソノラマ ハロウィン少女コミック館、1996年)
脚注
[編集]- ^ 村山仁志 (2017年12月12日). “漫画家・愛田真夕美さん”. Nスタプラス長崎. NBC 長崎放送. 2023年6月7日閲覧。 "佐世保市在住の漫画家・愛田真夕美さん" "佐世保で生まれ育ち"
- ^ a b “PROFILE”. アイダマニア. 2017年12月17日閲覧。
- ^ “雑誌巻号:花とゆめ 1978/07/20 表示号数14”. メディア芸術データベース. 2017年12月17日閲覧。
- ^ “雑誌掲載作品:花とゆめ OH!われら劣等生徒会(愛田真夕美)”. メディア芸術データベース. 2017年12月17日閲覧。
- ^ “雑誌掲載作品:花とゆめ とっておきのA❤B❤C❤(愛田真夕美)”. メディア芸術データベース. 2017年12月17日閲覧。
- ^ “雑誌掲載作品:花とゆめ ドラねこ☆フーリング(愛田真夕美)”. メディア芸術データベース. 2017年12月17日閲覧。
- ^ “雑誌掲載作品:花とゆめ ばいばいC-BOY(愛田真夕美)”. メディア芸術データベース. 2017年12月17日閲覧。
- ^ “愛田真夕美「マリオネット」33年ぶりの新作がホラーシルキーに”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年4月21日) 2021年4月21日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- あいだま (@aidama2016) - X(旧Twitter)