宝厳院 (川口市)
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(慈林薬師から転送)
宝厳院 | |
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所在地 | 埼玉県川口市安行慈林954 |
位置 | 北緯35度50分13.9秒 東経139度44分53.4秒 / 北緯35.837194度 東経139.748167度座標: 北緯35度50分13.9秒 東経139度44分53.4秒 / 北緯35.837194度 東経139.748167度 |
山号 | 医王山 |
院号 | 宝厳院 |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 薬師如来 |
創建年 | 天平13年(741年) |
開山 | 行基 |
開基 | 聖武天皇 |
別称 | 慈林寺、慈林薬師 |
札所等 | 武蔵国八十八ヶ所霊場第53・88番札所、武州足立百不動尊霊場第30・31番札所 |
文化財 | 宝厳院仁王門(川口市指定有形文化財) |
公式サイト | 慈林薬師宝厳院公式サイト |
法人番号 | 1030005012359 |
宝厳院(ほうごんいん)は、埼玉県川口市にある真言宗智山派の寺院。「慈林寺(じりんじ)」「慈林薬師(じりんやくし)」としても知られている。
歴史
[編集]741年(天平13年)、行基によって開山された。光明皇后の眼病平癒祈願という聖武天皇の勅願により、行基が創建した。その後、文徳天皇・清和天皇の勅願を受けたことから「三勅願寺」といわれている[1][2]。
1642年(寛永19年)には、幕府より寺領30石が与えられた。当時の境内は11,000坪もあり、周辺にはそれを示唆する地名(「堂下」など)が残っている。領家光音寺、朝日薬林寺の薬師とともに「川口三薬師」と称された。当院は「慈林薬師(じりんやくし)」と呼ばれている[1][2][3]。
当院は古刹であるが、仁王門を除く建物は昭和時代に建立されたものである[2][3]。
文化財
[編集]- 宝厳院仁王門(川口市指定有形文化財 平成12年3月21日指定)[4]
交通アクセス
[編集]- 鳩ヶ谷駅より徒歩20分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 沼口信一 著『埼玉ふるさと散歩(川口市・鳩ヶ谷市)』さきたま出版会、1977年
- 川口市郷土史会 監修『我がまち川口・再発見 元気の良い日は川口散歩』川口市、2008年