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慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部
地図北緯35度23分10.7秒 東経139度25分33.2秒 / 北緯35.386306度 東経139.425889度 / 35.386306; 139.425889座標: 北緯35度23分10.7秒 東経139度25分33.2秒 / 北緯35.386306度 東経139.425889度 / 35.386306; 139.425889
国公私立の別 私立学校
設置者 慶應義塾
設立年月日 1992年
創立者 福澤諭吉
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 併設型
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 3学期制
学校コード C114320500040 ウィキデータを編集(中学校)
D114320500093 ウィキデータを編集(高等学校)
高校コード 14577H
所在地 252-0816
外部リンク 慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部(けいおうぎじゅく しょうなんふじさわちゅうとうぶ・こうとうぶ、: Keio Shonan Fujisawa Junior & Senior High School)は、神奈川県藤沢市遠藤に所在し、中高一貫教育を提供する私立中学校高等学校。高等部は慶應義塾が設置・運営する国内の学校で唯一の男女共学の高等学校。

高等部においては、第4学年(高等学校第1学年に相当)から混合してクラスを編成する併設混合型中高一貫校[1]。慶應義塾湘南藤沢中等部においては、2019年度から、慶應義塾横浜初等部からの108名と外部または慶應義塾幼稚舎出身者108名から構成されている[2]

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス (SFC) 内に所在する。慶應義塾が設置・運営する学校で唯一の中高一貫校である。校舎は谷口吉生の設計[3]

概要

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1992年慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス (SFC) に開校。SFCが、既存の学問の枠組みにとらわれることなく[4]21世紀の「問題発見・解決型教育」[5]の創出を目的として設立された中で、「社会的責任を自覚し、独立自尊の精神を体現した未来の先導者」を育てることを目的として設立された。異文化交流情報教育を軸とし[6]、全体の25%程度を帰国子女が占める。隣接する慶應義塾大学環境情報学部総合政策学部看護医療学部との連携教育も行われている。

中等部は1-3年、高等部は4-6年と呼ばれ、中等部は6クラス、高等部は6クラスの併せて36クラスとなっている。慶應義塾幼稚舎からの進学者は概ね毎年5名程度となっている。2013年度に開校した慶應義塾横浜初等部から卒業生が内部進学し[7][8]、それに伴い、2019年度入学生から、中等部が4クラスから6クラスに増設された。

高校受験に帰国生徒枠入試(約20名)と全国枠入試(東京・神奈川・千葉・埼玉の在住者は受験できない)(約30名)があり、慶應義塾普通部慶應義塾中等部からの内部進学者を加えた高入生合計80名が入学する[9]中学受験では一般約120名、帰国子女約30名を募集している。学年ごとにクラス数が若干異なることがある。中高一貫制のため、本中等部から他の慶應系列校への編入は認められていない。

英語教育に力を入れている。英語科のネイティブの教師が十数人おり、高等部では、帰国生は週6時間、一般生は週2時間、ネイティブ教員の授業を受ける[10]。1,2年は3つのレベル、3~6年はα・βの2クラスに分かれ、各生徒の英語力に適した教育が可能になっている。6年αクラスでは模擬国連に取り組み、英語力の集大成が発揮される。情報教育(メディア・リテラシー)においては、「低学年は実習重視、高学年は知識重視」であり、中等部段階で独自の科目「情報」を設けている。校内には生徒に貸し出すパソコンが約250台、タブレットが約350台あり、校内で無線LANに接続が可能である。

慶應義塾大学進学を視野に入れた教育内容となっている。

カリキュラム

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様々な問題に広い視点で解決できる力を培うため、5年生まではあえて教科を絞り込まずに幅広く科目を学び、基礎学力を養う。6年生ではI類(文系科目中心)、II類(理系科目中心)に分かれ、大学進学を見据えた高度な学びに臨む。I類では進路に合わせた論文実習に取り組む。週6日制である。

第2外国語(5,6年)

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フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、朝鮮語から選択し、同一言語を2年間学ぶ。

教育目標

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  • 多様性の中で育まれる生徒の「ability」を大切にする中高一貫・男女共学の学校です。生徒たちは皆、自分の個性に誇りを持ち、お互いの個性を尊重します。
  • 各学年に英語母語話者の担任がおり、生徒は日本人の担任とは別の伝達方法を学びます。高等部では毎年全員がTOEFLを受験し、実力を試す機会があります。
  • 本校の情報教育は、プログラミングだけではなく、幅広い情報の知識を持ち、これからの社会をどのように良くしていくかを考えられる人間の育成を目指しています。
  • 慶應義塾で唯一、中学校と高等学校の間で空間と教育が途切れることのない一貫教育を行っています。中等部1年生~高等部3年生を「1年生」~「6年生」と呼びます。

交通

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著名な出身者

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文化

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放送

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芸能

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音楽

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スポーツ

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政治

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学術

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脚注

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関連項目

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外部リンク

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