慶賀使
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慶賀使(けいがし)は、ある国(または藩)に慶事があった際に別の国(または藩)から慶賀のために派遣される使節のことである。
清の冊封を受けていた琉球王国は皇帝即位の際に慶賀使を派遣していた[1]。
江戸時代、幕府将軍襲職の際に琉球から派遣された使節である慶賀使については江戸上りを参照[2]。
脚注
[編集]- ^ 島倉竜治 真境名安興 共著『沖縄一千年史』日本大学、1923年、97頁 。2022年1月15日閲覧。「又進貢使の外に皇帝の崩去ありしときは進香使、即位のときは慶賀使、冊封等の後には謝恩使を派遣せらるゝ例なり。」
- ^ “沖縄、台湾をつむぐ:琉球と静岡の縁 没した使節の墓を詣で 浜松では今も続く交流”. 毎日新聞 (2020年9月30日). 2022年1月15日閲覧。 “使節は「江戸上り」「江戸立(だち)」とも呼ばれた。ただ、近年の研究では、「江戸上り」は、徳川幕府に対する従属的な意味を含んでおり、琉球国内では「江戸上り」という用語は見当たらず、琉球での公式用語では「江戸立」だったと指摘されている。1634年から1850年まで計18回。将軍の襲職を祝うときは「慶賀使」、琉球国王の代替わりは「謝恩使」という。”