成就妙法蓮華経王瑜伽観智儀軌
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成就妙法蓮華経王瑜伽観智儀軌(じょうじゅみょうほうれんげきょうおうゆがかんちぎき)は、法華経の密教儀軌の一つ。真言八祖の一人で訳経僧の[1]不空金剛が詔勅を受けて訳したもので[2]、法華経二十八品の要旨および法華経の供養法が記されている[3]。天台宗の僧侶、円仁が遣唐使船で日本に持ち込んだ法華曼荼羅はこの儀軌に基づいて書かれたものである。
脚注
[編集]- ^ 加藤精一「金剛智と不空-訳出経典にみられる相違点-」『印度學佛教學研究』第26巻第1号、日本印度学仏教学会、1977年、304-307頁、doi:10.4259/ibk.26.304。
- ^ “成就妙法蓮華経王瑜伽観智儀軌 | 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ”. rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp. 2022年10月10日閲覧。
- ^ “成就妙法蓮華経王瑜伽観智儀軌 | 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ”. rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp. 2022年7月23日閲覧。