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成毛厚子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

成毛 厚子(なるも あつこ、1952年10月16日 - )は、日本漫画家東京都渋谷区出身。

祖父はブリヂストン創業者である石橋正二郎で、父親は同社副社長を務めていた。兄はミュージシャンの成毛滋(2007年3月29日没)。鳩山威一郎の姪で、鳩山由紀夫邦夫兄弟は従兄弟にあたる。

来歴

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1974年5月、「殺人ゲーム」(別冊少女フレンド)でデビュー。怪奇作品が多い。[1][2]

2009年以降、漫画の新作は発表していない。

2011年、初のエッセイとなる「ずっと犬が飼いたかった」を上梓。

主要単行本リスト

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  • スキャンダル(講談社、ヤングレディデラックスKC、1978年)
  • 幻影(イリュージョン)(東京三世社、マイコミックス、1980年)
  • 花の棺(講談社、ヤングレディデラックスKC、1980年)
  • ドライジン・ブルース(講談社、ヤングレディKC、1981年)
  • ちょっとアバンチュール(講談社、ヤングレディデラックスKC、1981年)
  • 人形つかい(講談社、ヤングレディデラックスKC、1982年)
  • 闇からの誘い(講談社、フレンドKC、1983年)
  • 霊感少女-闇のカルテ(講談社、フレンドKC、1984年)
  • 復讐の仮面(講談社、ロマンミステリーKC、1984年)
  • 霊感体験レポート(講談社、フレンドKC、1985年)
  • 山猫たちの夜(講談社、BE LOVE KC、1985年)
  • 影を殺した女(講談社、ロマンミステリーKC、1986年)
  • 死への終幕(講談社、フレンドKC、1986年)
  • 緑の呪文(講談社、フレンドKC、1987年)
  • 白昼夢(講談社、ロマンミステリーKC、1987年)
  • 秘薬(講談社、フレンドKC、1988年)
  • 神隠し(講談社、フレンドKC、1988年)
  • 31まいめの空白(講談社、怪奇ロマンコミックス、1988年)
  • 水喪祭(朝日ソノラマ、ハロウィン少女コミック館、1989年)
  • 水迷宮(小学館、プチセブンコミックス、1987~90年、全7巻)
  • 魔の風が吹く(講談社、フレンドKC、1989年)
  • Misty(講談社、BE LOVE KC、1990年)
  • 死霊のうめき(講談社、フレンドKC、1990年)
  • 闇のミステリー ナイトベイビー(講談社、Me KC、1990年)
  • バンクafter5(講談社、BE LOVE KC、1991年)
  • 無精卵(講談社、Me KC、1991年)
  • ナイトゲーム(講談社、Me KC、1991年)
  • 怪 霊体験日記(講談社、フレンドKC、1992年、全2巻)
  • 邪香-殺しの匂い(スコラ、スコラLC、1992年)
  • 化粧坂の首(スコラ、スコラLCミステリー、1992年)
  • さくらベストミステリー(スコラ、スコラLC、1994年、全2巻)
  • 悪夢・ナイトメア(講談社、KCデラックス、1994年)
  • 血洗坂にて(スコラ、スコラLC、1994年)
  • くつ箱の中から(朝日ソノラマ、ハロウィン少女コミック館、1995年)*
  • 北の封印(スコラ、スコラLC、1995年)
  • 霊は嗤う(あおば出版、あおばコミックス、2002年)
  • 邪霊の宴(あおば出版、あおばコミックス、2003年)
  • 悪霊祓い(あおば出版、あおばコミックス、2003年)
  • 夫を殺した女たち(あおば出版、あおばコミックス、2003年)
  • 呪霊祭(あおば出版、あおばコミックス、2003年)
  • 百鬼繚乱(あおば出版、あおばコミックス、2004年)
  • 死霊狩り(あおば出版、あおばコミックス、2004年)
  • 危ない隣人たち(あおば出版、あおばコミックス、2005年)
  • 魂呼び(あおば出版、あおばコミックス、2005年)
  • 水神忌(あおば出版、あおばコミックス、2006年)
  • 便利屋「飛猫」依頼メモ(グリーンアロー出版社、LGAコミックス、2008年、全2巻)
  • いやな場所(Bbmfマガジン、LGAコミックス、2009年)
  • 魚葬(Bbmfマガジン、LGAコミックス、2009年)
  • ずっと犬が飼いたかった(幻冬舎ルネッサンス、2011年)―初のエッセイ

脚注

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  1. ^ まんが専門誌『ぱふ』1983年5月号、 雑草社
  2. ^ 『漫画家・アニメ作家人名事典』 日外アソシエーツ、1997年4月21日発行。