戒能通厚
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戒能 通厚(かいのう みちあつ、1939年8月2日 - )は、日本の法学者(英米法)。早稲田大学名誉教授、名古屋大学名誉教授。第19期日本学術会議副会長、第20期民主主義科学者協会法律部会理事長。日本比較法学会理事、日本法社会学会理事。「九条科学者の会」呼びかけ人を務めている[1]。
略歴
[編集]- 1966年、東京大学法学部第1類卒業
- 1966年東京大学社会科学研究所助手
- 東京大学社会科学研究所助教授
- 1976年 名古屋大学法学部助教授
- 名古屋大学法学部教授
- 2000年4月早稲田大学法学部教授
- 元早稲田大学比較法研究所長
- 元早稲田大学大学院法務研究科教授
研究テーマ
[編集]- コモン・ローの歴史、特にイングランド所有権法研究の第一人者である。ほかに、公法関係についての社会・経済・文化的背景にそくする研究、また最近ではアメリカにおけるコモン・ロー形成史など
- 都市法、法理論、司法制度論など
在外研究等
[編集]- ロンドン大学高等法学研究所 客員研究員
家族・血縁
[編集]戒能通孝は父親、戒能通弘(同志社大学法学部教授)は息子、戒能民江(お茶の水女子大学教授)は妻である。
著書・論文等
[編集]- 『現代イギリス法事典』(新世社)
- 『市民法学の課題と展望』(日本評論社)
- 『現代の都市法―ドイツ・フランス・イギリス・アメリカ』(日本評論社)
- 『外国法―イギリス・ドイツの社会と法』(岩波書店)
- 『英米法辞典』(東京大学出版会)
受賞学術賞
[編集]- 日本不動産学会賞(1994年 、国内)
所属学会
[編集]- 日本比較法学会(理事、1991年、国内)
- 日本法社会学会(理事、1990年、国内)
- 日本土地法学会(理事、1989年、国内)
- 私法学会(国内)
- W.G.Hart Workshop(国外)
- 比較法学会
- 土地法学会
- 民科法律部会