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戦争の顔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『戦争の顔』
The Face of War
(aka The Visage of War)
作者サルバドール・ダリ
製作年1940
寸法64 cm × 79 cm (25.2 in × 31.1 in)
所蔵ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館ロッテルダム

戦争の顔』(せんそうのかお、スペイン語: La Cara de la Guerra英語: The Face of War または The Visage of War)は、スペインの画家サルバドール・ダリが1940年に制作した絵画である。

内乱の予感』などとともに、戦争に対するトラウマをインスピレーションとした代表作の1つに位置づけられている。

この作品は現在ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館に寄贈されている[1]

概要

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『戦争の顔』は、ダリがカリフォルニアに住んでいた短期間(スペイン内戦終結から第二次世界大戦開始までの年)に描かれた[2]

砂漠に、頭が落ちている。枯れた植物のように枯れ、恐ろしい表情を浮かべている。口と目の部分には髑髏の顔が書かれている。これは、戦争が無限に続くことを示していると言われている。耳の周りには蛇が絡みついている。右下隅には、ダリ自身の手形が書かれている。

出典

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  1. ^ Surrealist Art: Masterpieces from Museum Boijmans Van Beuningen | Te Papa”. tepapa.govt.nz. 2024年8月21日閲覧。
  2. ^ The Face of War, 1941 by Salvador Dali”. www.dalipaintings.com. 2024年8月21日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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画像外部リンク
『戦争の顔』を制作するダリ