戸張規子
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戸張 規子(とばり のりこ、1936年6月7日 - 2020年4月3日[1])は、日本のフランス文学者。慶應義塾大学理工学部教授を経て、慶應義塾大学名誉教授。専門はジャン・ラシーヌ、フランス古典劇[1]。夫は戸張智雄。
経歴
[編集]東京都出身。1959年、学習院大学文学部フランス文学科卒業[2]、1961年同大学院人文学研究科フランス文学専攻修士課程修了[2]。1969年仏蘭西政府派遣スタジエール、1973年フランス政府派遣プロヴァンス大学派遣[2]。1969年、共立女子大学文芸学部専任講師[2]、1973年、同大学助教授[2]。1979年、パリ第3大学言語音声学研究所[2]。1982年、慶應義塾大学理工学部助教授[2]、1988年、同大学教授[2]。2002年、定年退職[1]、名誉教授[2]。フランス政府より教育功労章オフィシエ受章[1]。
著書
[編集]翻訳
[編集]- ラシーヌ「ベレニス」「イフィジェニー」(戸張智雄共訳)『世界古典文学全集 第48巻 (ラシーヌ)』筑摩書房 1965
- シャルル・V.オーブラン『スペイン演劇史』会田由,戸張智雄共訳 白水社文庫クセジュ 1969
- ラシーヌ「アンドロマック」『世界文学全集 11 (コルネイユ.ラシーヌ.モリエール)』講談社 1978