戸部松実
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戸部 松実(とべ まつみ、女性、1936年2月14日 - )は、日本のフランス文学者。元青山学院大学フランス文学科教授。
人物・来歴
[編集]現在、関根秀雄の著作権を継承
1958年東京大学教養学部フランス科卒。60年同大学院仏文科修士課程修了。1964年青山学院大学文学部講師、69年助教授、82年教授。のち退職。ルソーが専門[1]。
著書
[編集]- 『仏作文のキー・ポイント』三修社 1975
- ジャン=ジャック・ルソー『不平等論 その起源と根拠』国書刊行会 2001
- 『『エミール』談論』国書刊行会 2007
翻訳
[編集]- ルソー『エミール』『世界の名著 第30』中央公論社 1966
- ブリア=サヴァラン『美味礼讃』関根秀雄共訳 岩波文庫(上下) 1967
- 『ルソー全集 第8巻』「エミールとソフィ または孤独に生きる人たち」白水社 1979
- 『ルソー全集 第10巻』「エドワード・ボムストン卿の恋物語・道徳書簡」白水社 1981
- 『世界文学全集 15 ルソー ラクロ』ルソー「孤独な散歩者の夢想」平岡昇共訳 講談社 1983
- 『幸福の味わい 食べることと愛すること』訳 国書刊行会 十八世紀叢書 1997
編集・執筆
[編集]- 関根秀雄『モンテーニュ随想録』国書刊行会 2014 内
- 付録1.モンテーニュ関係 書誌
- 付録2.『モンテーニュ随想録』推奨(西田幾多郎、岡倉由三郎、辰野隆、岸田國士)
- あとがき
脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』2002年