戸部良祐
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戸部 良祐(とべ りょうすけ、1875年7月6日[1] - 1934年12月19日[2])は、日本の実業家・政治家。衆議院議員(1期)。
経歴
[編集]石川県出身[2]。1900年、陸軍教導団歩兵科卒。のちに明治法律学校で学ぶ[2]。日露戦争に従軍し、帰国後は小学校訓導、石川県立第二中学校(現・石川県立金沢錦丘中学校・高等学校)助教諭心得、第四高等学校助教授となり[2]、区長、七尾町助役、鹿島郡会議員、七尾町議、石川県議となる[2]。また、能登部銀行監査役、七尾無尽(株)取締役社長、能登藁工品同業組合、鹿島郡蚕糸同業組合各組合長を務めた[2]。
1930年の第17回衆議院議員総選挙において石川2区から立憲民政党公認で立候補して当選し[3]、衆議院議員を1期務めた。1932年の第18回衆議院議員総選挙に立候補したが辞退したため石川2区は無投票当選で決まった[4]。1934年死去。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 日本国政調査会編『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。