押谷善一郎
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押谷 善一郎(おしたに ぜんいちろう、1935年5月11日 - )は、日本のアメリカ文学者。大阪市立大学名誉教授。
略歴
[編集]京都府生まれ。1963年大阪市立大学文学部英文科卒、京都大学大学院修士課程修了。和歌山大学学芸学部(のち教育学部)助教授、教授、京都府立大学教授、1994年大阪市立大学文学部教授、1998年定年退官[1]、名誉教授、就実女子大学教授、就実大学人文学部教授、学長[2][3]。1995年「スティーヴン・クレインの眼」で大阪市大文学博士。2016年11月、瑞宝中綬章を受章[2][3]。
著書
[編集]- 『スティーヴン・クレイン 評伝と研究』(山口書店) 1981
- 『スティーヴン・クレインの詩 研究と鑑賞』(山口書店) 1984
- 『スティーヴン・クレインの印象主義的技法』(大阪教育図書) 1987
- 『Edward Eggleston the Hoosier school-masterの研究 注解・梗概・小伝・論文』(大阪教育図書) 2000
共編著
[編集]- 『英語世界へのアプローチ 就実女子大学英文学会』(御手洗博, 中野道雄共編著、大阪教育図書) 2003
- 『アメリカ文学史新考 アメリカ文学への手がかり』(監修、久我俊二, 町田哲司, 山本哲編著、大阪教育図書) 2004
翻訳
[編集]- 『天使の子 ホワイロンヴィル物語』(スティーブン・クレイン、大阪教育図書) 1978
- 『日本人英語の陥し穴』(フランシス・パワー、岩田強共編訳、大阪教育図書) 1986
- 『本街道』(ハムリン・ガーランド、大阪教育図書) 1989
- 『スティーヴン・クレイン物語 波乱に富んだ奇才の半生』(ルース・フランチアー、久我俊二共訳、大阪教育図書) 1991
脚注
[編集]- ^ Agency, Japan Science and Technology. “押谷 善一郎 - 研究者 - researchmap”. researchmap.jp. 2018年11月6日閲覧。
- ^ a b “秋の叙勲:受章者(その2) 瑞宝中綬章 - 毎日新聞” (日本語). 毎日新聞 2018年11月6日閲覧。
- ^ a b “平成28年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 4 (2016年11月3日). 2023年3月3日閲覧。 アーカイブ 2023年1月30日 - ウェイバックマシン
参考
[編集]- 押谷善一郎教授略歴・業績目録 (押谷善一郎教授退官記念号) 人文研究 1998
- 『現代日本人名録』 2002